片付かない人の収納3つのあるある

2021/10/22
  • 家電メーカー開発職のワーママ。元片づけ苦手で片づけを学んで暮らしが激変し、時短家事コーディネーター認定講師に! もっと見る>>

調理家電開発のワーママで、仕事に家庭に大忙しの時期を過ごし、子育ての山を超えて片づけを学んだら暮らしが180℃変わりました。そんな整理収納アドバイザーひろが、片付かない多くの方が間違いやすい収納についてお伝えします。

1)片付かないのは「収納場所が少ないから」だと思っている

「うちは収納場所が少ないから散らかるんです」とよくお聞きします。しかし今まで多くの片付け苦手な方を見てきて、断言できることがあります。
片付かないのは収納場所が少なからではなく「モノが多すぎる」が場合が多いんです。”多い”ではなく”多すぎる”。片付け苦手な多くのご家庭でモノを整理すると、驚くほどたくさんの「不要なモノ」が出てきます。

そして、我が家でも実感しましたが「収納場所が少ない方」が片付いた家になります。あちこちの収納場所に放り込んでいた不要なモノやムダなモノを見直す方が、結果家の片付けにつながります。片付かないなら、まずは、長く荷物を入れっぱなしの収納場所自体を見直してみませんか? 間違っても収納場所を増やすことから進めないよう。

2)収納場所の余裕を見るともったいないと思ってしまう

お片付けアドバイスの現場でよく言われること「ここ、まだ余裕があるので、何か入れないとダメですね」。
いやいや、無理に入れる必要はないんです。「詰め込まないと余裕がもったいない」と思っているとどんどん詰め込んでしまいます。
一方、収納は7割以下に収めるクセをつけると散らかりにくくなくなります。これは思考のクセ次第なので「7割以下」「余裕のある収納は使いやすい」と自分で納得できれば自然とそうなっていきます。
詰め込んだ収納は、出し入れしづらくなることから、床にモノが散らかってきます。そして散らかっているモノって、実は一番よく使う大切なモノ達だったりするんですよね。収納の特等席は、使ってないモノや不要なモノ達が占拠している状態ではありませんか?
まずは収納は何のためにするのか?使ってない不要なモノ達を入れておくためなのか?改めて考えてみましょう。
収納とは日々あなたの役に立っている大切なモノを入れる場所。
心も頭も収納も余裕が大切です💛

3)そもそも散らかってる物を収納する場所が決まってない

「床が散らかって困るんです」という相談を受けて収納を見せてもらうと、大体散らかっているモノを収納する場所がない場合が多いです。いや、あったはずの場所も改めて見ると、他のモノに占領されている。そもそも収納場所に入っているのは「あれっ?これ必要?」と思われるモノがいっぱいだったりしませんか?
モノを散らかさないようにするならば、いま散らかってるモノを誰でもさっと出し入れできる場所が必要。そしてその場所がないならば、まずは場所の確保をしましょう。家族に片付けなさいと言ってもやってくれないのは、そもそもその場所がないのかもしれません。無理矢理片づけても明日には戻ってる可能性大!まずは、モノの定位置を決めることが大切です。

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