家事はそんなに好きじゃない?それでも「家事」を仕事にした理由

2021/10/12
  • 家事代行・産前産後サポート(2000時間)&6歳・9歳のママ。使い切り・頑張りすぎないごはんが得意。 もっと見る>>

『時間を生み出すレシピ』をお届けしている
サンキュ!STYLEライターのこじゆかです。

お母さんの1番近くで寄り添える
「家事代行・産前産後サポート」を通して、
お料理をつくる6歳・9歳のママです。


仕事を聞かれたときに「産後サポートと家事代行」と伝えると、驚かれることが多いです。

「自宅の家事だけでお腹いっぱいなのに、それを仕事でもできるなんて~」って。


実は、私も「家事が大好き!」というわけではありません。

むしろパパっ!と終わらせて、好きなことしたいと思っています。

では、そんな人間が「家事」を仕事にしているのか、その理由を3つご紹介します。

ママを「ひとり」にしたくないから

孤独な育児は、ママを追い詰めます。

買い物先などでイライラしているママを見かけると、痛いほど気持ちがわかります。
本当は、そばに行って「お疲れさま」って飲み物をお渡ししたいくらいです。


私も第1子の産後、家事と子育てだけに追われる生活に孤独と息苦しさを感じていました。


夫は激務で両親も頼れず、引っ越し先には知人が居ませんでした。
誰とも話せない環境の中、1番「つらさ」理解してほしい存在は夫です。

でも、夫に気持ちを伝えたいのに上手く言葉にならず、疲れて話も聞いてもらえない。


「どうして2人の子どもなのに・・・」
「どうして一緒に生活している家の事なのに・・・」
「わたしばっかり!」

そんな気持ちがずっとモヤモヤして、大切なはずの子どもにも優しくできずにいました。


余裕がなくて、わが子の気持ちを受け止められない時の罪悪感は、本当に苦しいものです。

だから私は、家事代行や産後サポートを通して
「ママがひとりを感じない時間」を作りたいと思いました。

「大丈夫だよ。」って見守る存在でいたいから

子育ての方法は、子どもの個性によっても違ってきます。
だからこそ、不安になるし誰かに話を聞いて欲しいと思うものです。

かつて私も子育てに悩んだとき、支援センターでこんな相談をしたことがあります。


「夜、まとまって眠れなくてすごくつらいです。」
「離乳食をほとんど食べてくれなくて心配です。」


育児中のママには、どちらも大きな問題です。


その時に返って言葉は、こうでした。


「つらいのは、今だけよ!」


そんなこと、頭ではちゃんと理解しています。
でも、その「今」が、とてつもなくつらいんです。

こんなとき、1番救われるのは「共感」です。

「寝不足って、本当につらいよね。体調はどう?」
「離乳食進まないと、心配になるよね。」
「普段、どんな風に過ごしているの?」

そんな風にお話を聴きながら、子育てを「大丈夫だよ。」と一緒に見守る存在でいたいと思っています。

9年前、私か必要としていた存在だから

出産した途端、急に完璧なママ・パパになるわけではありません。

そして、育児の正解が1つじゃないからこそ、多くのママ(パパ)が不安を抱えて育児に取り組んでいます。
真面目なひとほど、その不安は大きくなりがちです。


・優しくできなくて、子どもの寝顔を見ながら
 「ごめんね」と泣く夜

・離乳食が進まなくて不安になる時期

・イヤイヤ期やトイレトレーニングで、イライラする日々


そんなとき、
「うんうん… 大丈夫。」
「あなたの頑張りは、間違ってないよ。」

そう見守ってくれる存在が、心の底から欲しかった!

だから、私がその存在になろうと思いました。

ママの様子が変わっていくのが最高!

お家に初めて伺う日、寝不足や疲れでつらそうなママが多いです。

何度もサポートに伺ううちに、声に力が出てきて一緒にお話する時間が増えていきます。
そして、服装やメイク・インテリアが変わり始めます。

ママの体や心が回復して、「自分自身」を取り戻していく姿を見るのが最高の喜びです。



私は、「家事が好き」というよりも「家事を効率的に進めるのが楽しい」と感じます。
だから、そんな自分の性格と過去の経験から「産後サポートと家事代行」を仕事にしています。

家事から完全に解放されるのは難しい!

でも、家事にかかる時間を短くして好きなことに使うなら、罪悪感を感じる必要もありません。

記事を通して、
なんだか気持ちも楽になるな~と感じていただけるように、お手伝いができたら嬉しいです。

◇記事を書いたのは・・・こじゆか
産前産後サポート・家事代行の仕事に関わる、小4男の子・年長女の子のママ。自分の時間を大切にできる「時間を生み出すレシピ」や「家事のコツ」を中心に紹介しています。

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