【防災士が実践】マイ防災ボトルに何入れる?

2023/05/18
  • 日本の四季を五感で愉しみ、防災情報も発信する現役気象キャスター もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターで気象予報士、防災士の坐間妙子です。

全国各地で地震が頻発しています。
緊急地震速報に驚かされた人も多いと思います。
防災グッズはみなさん準備しているかと思いますが、今話題なのは「防災ボトル」です。

透明なボトルに必要なものを入れて、バッグなどに入れて持ち歩けるもの。
防災士のわたしも、作ってみました。

100均の透明ボトルに入れた10のもの

使ったのは、ダイソーの500ml透明ボトル、200円(税別)。
これ自体が、災害時は水をいれたりして使うことができます。
わたしは、以下のものを入れました。

①マスク
②絆創膏
③薬
④スリコの多機能ホイッスル
⑤ゴム
⑥飴
⑦固形タオル
⑧ビニール袋
⑨油性ペン
⑩生理用ナプキン

正直、量はあまり入りません。
でもアレもコレもとならず、必要なものを最小限にまとめられるのでこれなら持ち歩きやすいですね。

ボトルに絶対入れておきたいものベスト3

私がボトルに入れた10のアイテムの中で、特におすすめのものは3つ。
まずは、④のスリコのホイッスル。
こちらで詳しく紹介しています。

ホイッスルとしてだけでなく、ライト、ミラー、ルーペなどの7つの機能があり、これだけでもかなり役に立ちます。

⑦の固形タオルは、ダイソーのものです。

21cm×26cm、8枚で100円(税別)です。
水に浸すと一瞬で膨らみます。
生地は薄手で、タオルというより厚手のお手拭き。
ただ、お手拭きよりしっかりしていて、手で破くことはできませんでした。

⑩の生理用ナプキンは、災害時に使えることをぜひ覚えておいていただきたいです。
生理でなくても、下着を取り替えることのできない際にパンティライナー代わりとしても使えます。
また、ナプキンは使い捨てで清潔、さらに吸水性に優れているため、怪我をした時などの止血にも使えるのです。
常備している方も多いとは思いますが、いざというときに使えることを、頭に入れておきましょう。
オムツも同様です!

オリジナルのマイ防災ボトルを!

冬場なら、ここに携帯カイロなども入れるかと思います。
必要なものは、季節や年齢を重ねる中で変わってきます。
防災アイテムを用意するうえで大切なのは、定期的に見直すことです。
このくらい小さければ、1ヶ月に一度くらい見直せるのではないでしょうか。

「今必要なもの」を入れる、防災ボトル。
みなさんは「マイ防災ボトル」に何を入れますか?

この記事を書いたのは・・・坐間妙子
気象予報士と防災士の資格を持つフリーアナウンサー
ママ1年生として子育てと仕事に奮闘中!
四季を楽しみながら防災やSDGsについて発信しています

計算中