冷蔵庫の「仕組み化」で家事ストレスをゼロに
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の資格を持ち、家事をテーマにYouTube投稿している、サンキュ!STYLEライターのaidogです。
「冷蔵庫がゴチャゴチャで何がどこにあるかわからない…」、そんな悩みはありませんか?
私も以前は同じでした。食品を無駄にしてしまったり、必要なものを見つけられなくてイライラする日々。でも、「仕組み化」で冷蔵庫を管理するようになってから、生活が驚くほどスムーズになりました。今回は、その具体的な方法をお伝えします。
⒈ストックの見える化でムダをゼロに
冷蔵庫の中身を見やすくする工夫は、食品ロス防止の第一歩です。どんな食材が冷蔵庫にあるのか見やすく配置するのがポイント。私が実践している「ストックの見える化」は以下の4つです。
ポイント⒈「専用ケース」で食品を整理
いつも買っているお決まりの食材はありませんか?わがやの場合は「納豆」です。
いつも買う食材は、専用の場所を用意。わがやでは、透明のケース(ニトリ冷蔵庫トレー)を活用しています。これにより、何個残っているのかがすぐに分かり、必要な分だけ買い足す習慣がつきました。
ポイント⒉「回転台」で全体を見渡しやすく
回転台(ニトリ)を利用することで、必要な食材やボトルがすぐに見つかります。冷蔵庫を開けるたびに回して把握できるので、探す手間を省き、毎日の料理がスムーズに。
ポイント⒊統一感のある「ガラス瓶」でオシャレに
調味料や乾物をお揃いのガラス瓶に移し替えれば、残量がすぐにわかり、見た目もスッキリ。さらに、ラベルを付けてれば中身が一目で分かり、調理中の時間短縮にもなります。ガラス瓶を使うことで冷蔵庫内が統一感のある美しい空間に。開けるたびに気分が上がりますよ。
ポイント⒋「使い切りボックス」で食品ロスを防ぐ
冷蔵庫の一角に「早めに消費する食材」をまとめるボックスを用意すれば、無駄を減らせます。このボックスに賞味期限が近いものや、余ったおかずを入れることで、次の食事作りに役立てやすくなります。
⒉ 買いすぎ防止術で冷凍庫もスッキリ
食品の買いすぎは、冷蔵庫がパンパンになりがちです。さらに、冷凍庫のスペースも限られているため、使い切れない食材が増えてしまう原因になります。これを防ぐには、冷凍庫の容積を目安にして買い物をすることが有効です。
肉魚の冷凍用に100均の「シール容器」を導入
冷凍庫の整理には、100円ショップで購入できる薄型の食品用シール容器が便利です。私の冷凍庫には、ぴったり収まる9個の容器を使用。この数はスペースを無駄なく活用する設定です。
市販の肉や魚のパックがそのまま収まるサイズ感で、詰め替えの手間が不要。薄型設計で重ねても安定し、中身が見えるデザインなので、どの容器に何が入っているか一目瞭然です。
安価なプラスチック製なので、くたびれた際にも気軽に買い替えが可能。同じ種類で揃えることで見た目もスッキリし、冷凍庫全体の管理が簡単になります。
⒊探し物をしない仕組みでストレスゼロ
冷蔵庫内の探し物は、イライラしてしまいますよね。整理された冷蔵庫では、必要なものがすぐに見つかり、日々の料理や買い物がスムーズになります。また、定期的に冷蔵庫内を見直すことで食品ロスも防げます。
ポイント⒈食材に「住所」を決める
食材を決まった場所に置けば、探し物をしなくなります。わがやでは、調味料は種類ごとに分けてドアポケットに収納。中華調味料など同じ種類ごとにまとめて配置すると分かりやすいです。
ポイント⒉野菜室には「平たいケース」を活用
平たいケースを使えば、野菜を種類ごとに分けて収納可能。必要な野菜がすぐ見つかるため便利なだけでなく、整然とした見た目で冷蔵庫全体がスッキリします。これにより、食品ロスも大幅に減らせます。
今日から始める第一歩
冷蔵庫の仕組み化は、小さな工夫の積み重ねです。例えば、透明ケースを1つ導入したり、回転台で調味料を整理したりするだけでも効果を実感できるはず。私自身、この方法を少しずつ取り入れることで食品ロスが減り、買い物も効率的に。そして何より、冷蔵庫を開けるたびに「ちゃんと管理できている」という満足感を感じています。
どれも簡単にできる工夫ばかりなので、ぜひ、今日から試してみてください。一つ一つの工夫が、あなたの家事をラクにしてくれるはずですよ。