【ストレスは時間ロス】やることが多すぎるママに伝えたいストレス回避術

2023/05/08
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

毎日のやるべきこと&ストレスを「時短」で乗り越える!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

やることが多いとそれだけでストレスになりがちで、ストレス解消にお困りのママも多いと思います。
私も普段、仕事・育児・家事・介護の4役をこなしているので、タスクの海に溺れないことに必死でもありますが、充実した毎日を過ごしています。

やることが多くても、タスク管理以上に大切だと感じているのは「ストレスを回避すること」。
今回はストレスを減らしながらママの「忙しい」を日々の充実に変えるためにおすすめの「リフレーミング」について紹介します。

物事の見方を変える「リフレーミング」

私のストレス回避に一番役立っていると感じるのが「リフレーミング」です。心理学の話になりますが、物事を見る枠組みを変えることによって、新しい視点に気づき発想の転換を促すことを指します。

有名な例を挙げると、水が半分入ったコップがあったとき、「水が半分しかない」と捉えるか「水が半分もある」と捉えるかで大きく感じ方が変わるという話です。

この場合、「水が半分しかない」と捉えれば不満や不足を感じるでしょうが、「水が半分もある」と捉えれば満足や喜びを感じることができますよね。この発想の転換がリフレーミングです。

言われたことしかやらない夫への不満を「リフレーミング」

私が日常の中でリフレーミングしていることを具体的に挙げてみます。

ママの不満あるあるかもしれませんが、自分ばかり忙しく余裕がなくなったとき、夫の受け身な姿勢をみて「言われたことしかやってくれない!」と腹が立つことがあります。

こういうストレスになる感情が湧き上がること自体は防ぎようがなく仕方ありません。
しかし、これをずっと不満に思っているとストレスは増すばかり。そこで、気持ちが一旦落ち着いたら「リフレーミング」の出番です。

この場合、私は「受け身な夫だからこそ、私は自分が思ったやり方で日々やりたいことをできている」や「言われたことはやってくれる。伝えるのが大変なら自分がラクになる伝え方を考えよう」といったように発想を転換しています。

もちろん、リフレーミングで全ての不満が解消される訳ではありません。
また以前と同じことを不満に思っても、何度も繰り返し視点を変えて捉え直す。これを繰り返すことでストレスの種がどんどん小さくなっていき、ストレス回避ができていると感じています。

ネガティブな人も「リフレーミング」で変われる

「そんなのポジティブな人がやることでしょ、私ネガティブだから」と考えた人こそ、おすすめです。

人からポジティブだと思われている人も、このリフレーミングを日々積み重ねによって、意識せずとも建設的な思考ができるというだけで「先天的にポジティブ」であるとは限らないのです。

だからどんな人でも「嫌なことがあったときに1日1回でもリフレーミングする」と決めて毎日やってみることで、少しずつストレスが溜まりづらい思考を手に入れることができると私は考えています。

そもそも「ネガティブな人」もリフレーミングすれば、「慎重に判断できる人」とも言えますし「リスクを想定できる人」なのかもしれませんから、それを個性と捉えることもできるはずです。

固定概念や思い込み、また変えようがない事実や他人の言動に囚われていると、ストレスは溜まるばかりですし、時間を大幅にロスします。リフレーミングで発想を転換する癖をつけて、モヤっとする時間を短縮しましょう!

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◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。

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