【暑さ対策】暑くて乗れない!車内を最速で涼しくするには?

2023/05/10
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

毎日のやるべきこと&ストレスを「時短」で乗り越える!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

気温が25℃を超えてくる頃から車移動派ファミリーを悩ませるのは「暑くなりすぎる車内問題」ではないでしょうか。

暑すぎて乗れないだけならまだしも、小さな子供がいる家庭は特に、体温調整がまだ不得意な子供のことを思うと熱中症の心配が常に付きまといますよね。

そこで今回は「車内を最速で涼しくする方法」をご紹介します。

車内温度を上げないための基本

真夏、車のエンジンを停止してからたった5分で車内温度は5℃上昇すると言われていますから、車内温度はあっという間に40℃以上になります。この温度上昇を緩やかにするために覚えておきたいことは2つ。

黒い車よりも白い車を選ぶ

JAFが行った真夏の車内温度テストでは、黒い車が57℃、白い車が52℃と車内温度に5℃も差ができたそうです。

それを考慮すると、車を買い替えるなら白い車を選んだほうが車内温度が上がりすぎず無難と言えるでしょう。

窓は3cm開けておく

窓は3cm程度開けておくだけで、車内温度の上昇を5℃ほど抑えられます。
ただ、目の届く場所で短時間であれば良いですが、急な雨風や防犯面を考えると常に使える方法ではありませんね。

ちなみにサンシェードに関しては、車内温度の上昇を抑制する点でいうとほぼ無意味なんです。ダッシュボードに限定した暑さ対策として考えましょう。

車内温度を一気に下げるには?

では次に、暑くなりすぎた車内の温度を下げるにはどうすればいいか見ていきましょう。
まず車内に溜まった「熱気」を外に出す。そしてその後車内温度を下げていくという2ステップです。

【ステップ1】車内の熱気を外に出す

乗車直後は次の3つの手順で車内に溜まった熱気を外に出しましょう。

(1)全ての窓を全開にする
(2)エアコンは風量を最大、温度はLo(最低)を選択する
(3)「外気循環」を設定する

【ステップ2】車内温度を下げていく

熱気がなくなってきたら次の2つの手順を行い、エアコンで空気を冷やしていきます。
(1)窓を閉める
(2)「外気循環」から「内気循環」へ切り替える

こうすることで短時間で温度が下げられて、燃料の消費や排ガスも抑えられます。環境面でのメリットもありますから、ママにとっては嬉しいですね。

暑すぎて子供を乗せられないときは?

チャイルドシートが暑すぎて子供をすぐに乗せられないことも多々ありますよね。

その場合は、先ほど紹介した車内温度を下げる【ステップ1】を乗車前にも5分程度行いますが、わが家ではやんちゃな男の子2人連れてワンオペでお出かけすることが多いので、正直この5分間が待っていられないこともしばしば。

そのため暑い日のお出かけは、チャイルドシートが暑すぎて乗せられないことがあらかじめ予想できるので、氷枕か冷凍ペットボトルを持っていき、タオルに包んでチャイルドシートに置いておき温度上昇を抑制しています。

冷凍ペットボトルだと、水分補給も出来ますし、乗車直後は運転席か助手席のドリンクホルダーに置くことで、エアコンの風がさらにひんやりするのでおすすめです。

いかがでしたか。今回はJAFが行ったユーザーテスト結果をもとに「車内温度を一気に下げる方法」をご紹介しました。

ただ暑いというだけでも気分が憂鬱になりがちです。お出かけが苦痛にならないように暑さ対策もしっかり準備することでママがモヤッとする時間を1秒でも短縮しましょうね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。

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