【保険】保険料が高い?安い?だけで考えるのちょっと待って!

2023/12/21
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターでFP資格も保有する時短研究家ママのあらきあゆみです。

節約を考えるときに重要な固定費。中でも保険は大きな割合を占める場合も多く「もっと安くできるかも」と関心が高い項目ですが保険料だけで高い安いを検討するのは要注意。

死亡保険分は別としても多くの生命保険・医療保険は「不健康になったとき」のためのお金。毎月保険料を支払うように「健康でいるためのお金」を捻出できていないなら見直しが必要かもしれません。

まずは健康でいることが大事です!

「将来の不安から生命保険の額をもっと高くしたい」「節約のために保険料を安く見直したい」という気持ちはどんな人にもあると思いますが、その不安から「健康でいるためのお金」を削りながら、「万一の時のための保険」にお金をかけているというケースが少なくないように思います。

例えば食費を削って栄養素が少ないけれど量は多い食事だったり、運動は苦手でほとんどしない、健康診断も受けない。だけど将来は不安で保険を多めにかける。

こうしたことに心当たりがあるのなら「万が一の不健康な未来」を防ぐために「今の健康」にお金を使うことも考えていきましょう。

健康のためのお金の使い道

健康でいるために何に使えばいいのか悩む人もいるかもしませんが、私が健康のための費用として考えているのは「食事」「運動」「睡眠」「定期的な健康チェック」のためのお金です。

食事

まずは食事。食べたものからしか身体は作られません。栄養バランスの偏った食事が多いなら、少しお金をかけても必要な栄養を含む食品を買う、時間がないならプロテインやサプリメントで不足の栄養を補うという選択肢があります。

健康的な排便がない場合や身体が疲れている場合は、やはり食事の見直しが必要です。

運動

2つ目は運動。これは私の体験ですが、体重が増えすぎた時はパーソナルジムに通いました。自分で減量をやり切るメンタルもなかったので普通のジムではなくパーソナルジムを選び、普通の医療保険を一時解約してもお金をかけることを決意。

パーソナルジムは料金だけみると高いですが、正しいトレーニングは効果的で時短になりますし、正しい栄養の摂取方法が学べたのでパーソナルで得た知識は一生ものでお得だったと感じます。

また太っているほうが健康リスクも高く、健康体型なら安く入れる保険があるので保険見直しができて節約にもなりました。

今は家で手早く運動するためのエアロバイクやダンベルを常備。毎日短時間でも運動できる環境を整えています。

睡眠

3つ目は睡眠。睡眠の質が悪いと健康面でも精神面でも影響が出ます。例えば、お風呂もお湯を張るほうが水道代もガス代もかかりますが睡眠に良い影響があるので、身体が冷えやすい冬場は特に削らないようにしています。

寝具やエアコンも睡眠を快適にするためには重要ですが、節約しがちなアイテムですが睡眠状態が悪いなら見直しの検討を。

定期的な健康チェック

健康診断は基本の検診以外にも、脳ドックや乳がん・子宮頚がん、遺伝的になりやすい病気がある場合は検査しておくと病気を未然に防ぐための「不健康にならないための対策」ができますから重要です。

詳しくはまた別の記事で書きますが、私は健診後に経過観察レベルだったものの診察を受けたことによって大きな病気になることを防げたので、検査結果が例え一部項目だけでも「経過観察」となったら長く続く症状や遺伝的な不安があるものは専門医の診察を受けることを強くおすすめします。

健康診断とは違いますが、遺伝子的に影響を受けている自分の体質やなりやすい病気を把握することも病気を防ぐことに繋がりますから遺伝子検査もおすすめですよ。

お金を使うバランスを考えよう

私は子どもが生まれてから将来への不安から保険を見直しましたが、「健康でいるためのお金」を削っていることに気づきました。

今は終身タイプの保険から20年定期に切り替え、補償内容としては手厚く保険料は減額できるように見直し、健康でいるための費用を増やしました。

将来のもしもに備えることは必要ですが、優先順位やバランスを間違えると、結果としてモヤっとすることが増えてしまうので注意が必要です。

長期的な目線で見たときの「時短」という意味でも、保険を見直したり、節約するときは「健康でいるためのお金」を削りすぎることがないように十分注意してくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
2歳4歳やんちゃ男子の母で義母と同居中|ママのモヤっとする時間を短縮する暮らしのアイデアを提案。|プチプラ&デジタル活用・マルチタスクなど問題解決が得意です|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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