【整理収納】モノを手放すあなたの基準!押しつけになっていませんか
シンプル大好き!整理収納アドバイザーの村上真由美です。
頑張り過ぎないシンプル収納、お掃除しやすいお部屋づくり、時間を生み出すヒントを発信中。
今回は「モノを手放す基準」についてお伝えします。
その基準、あなた一人だけの自己満足の基準になっていませんか!!
自己満足の基準を家族に押し付けていた、少し前の私のお話です。
ドキッとした夫のひと言
写真の陶器は結婚の記念に作ってもらったビアグラスです。
先日、このグラスでお酒を飲んでいた夫。
息子がそれを見て「パパそのコップどうしたの?初めて見た」と発言しました。私は心の中で「確かに久しぶりに見たな。」と感じていましたが、夫はこう答えました。
「これ、前からあったよー。初めて見たならもっと使わなな。1年以上使ってないとママに捨てたらって言われるからな。今日から積極的に使うわな。」
その言葉を聞いて私はドキッ、無意識に「使っていないモノは手放す」を押し付けていたのかもと感じました。
手放す基準「王道ルール」
私が整理収納を学んだ時に感じた最も大切なことは、整理「いる・いらないを分ける事」です。
今の自分に必要のないモノを取り除き、必要なモノだけを取りやすいように収納することです。
頭では分かっていても「いる・いらないを分ける事」は、とても難しいです。
自然と「いる・いらないを分ける事」ができている方はきっと、すっきりとシンプルな暮らしができているに違いありません。
「いる・いらない」を少しでも簡単に行うために、手放す基準「王道ルール」があります。
1賞味期限が切れているモノ、状態が悪化しているモノ(虫の穴があいた服、毛玉だらけの靴下など)
2一年以上使っていないモノ(夫に言われてドキッとした基準)
3新品だから、高かったから、損をしたくないというだけで置いているモノ
4使い切れないほどの量があるモノ(試供品、紙袋など)
あくまでも「王道ルール」は不要なモノを取り除きやすくする基準です。
モノを使う人が納得のできる「マイルール」づくり
王道は王道、王道をアレンジして「マイルール」を作れると楽しく整理収納ができるに違いありません。
そのモノを使う人、全員が納得のできる我が家の「マイルール」を模索中です。
自分のモノは自分基準で手放す、家族みんなが使うモノは反応を見ながら手放す基準を考える。
私がベストだと思った収納方法も、家族の反応がイマイチであれば「何が使いにくい?どうしたい?」と聞く。
自分では思いつかなかったようなベストな方法が見つかることもあります。
時には心の中で「私はこの方が使いやすいんだよな」と思う事もありますが・・・
ついつい自分が正しいと思ってしまいがちですが、いくら自分がいいと思っても押しつけ過ぎない、家族の意志を尊重できるようにする事が私の目標です。
「気持ちよく手放せたな。お気に入りに囲まれて楽しいな。」そんな風に感じてくれる日が来るまで日々アップデート中です。
◆記事を書いたのは…村上真由美
あれもしたい、これもしたい、欲張りな!整理収納アドバイザー×クリンネスト
シンプル収納で毎日を楽しく過ごせるコツを発信していきます。