ステップ2【実家片づけ】自分のモノを実家から撤収したら何が変わったの!?
平日は旅行会社で働くフルタイムワーママ、サンキュ!STYLEライターの村上真由美です。
前回に続き「実家片づけ」について、今回は具体的な私の実体験「うまくいったこと」をご紹介します。【「実家片づけ」もめたくない!気持ちよく進めるための3ステップ】をまだご覧になっていない方は、是非そちらを先に読んでくださいね。(記事は最後の関連記事より閲覧できます)
実家に保管されていた自分のモノ
「実家片づけ」掃除のあとに取り組んだことは、実家に保管されていた「自分のモノの整理」です。
私が実家に保管していたもの
・卒業アルバム、卒業文集、卒業証書
・高校の制服
・学生時代の思い出の品
自分が覚えているだけでも結構な量があり、制服意外は全て段ボールに入れて保管していました。実家に帰省する約1か月前に母親に電話し「帰った時に荷物の整理をしたいから、私のモノは全部出しておいて」とお願いをしました。親の都合もあるので帰省直前ではなく少し前に連絡することをおすすめします。どこに保管してあるか覚えているつもりでも違う場所に移動したり、すっかり忘れてしまっている場合もあるので事前に声をかけられるといいですね。
保管or手放しの選択
早速、自分のモノを整理していきます。
自宅に持って帰っても保管しておきたいモノと、もう必要ないから手放すモノに分けていきました。実家にはスペースがあるから置いておこうという気持ちとは”さようなら”。自分のモノの整理ができなければ、親に片づけをすすめることはできません。これは実家だけでなく家でも同じことで、夫に片づけてほしければまずは自分のものを片づけましょうね。
整理を進めていくうちに「何でもかんでも実家に置けばいいと思っていたんだな」と胸が痛くなりました。特に高校の制服は、着ないことは分かっているのに手放すのにずいぶんと時間がかかりました。制服を見るだけで、頑張って受験して行きたい高校に合格できたこと、高校生活がとても楽しかった記憶がよみがえってくるからです。
社会人になるときに母親に「高校の制服まだおいておくの?」と言われ、「うん。高校の友人の結婚式で制服を着て余興するかもしれないから。」といま考えれば理解しがたい理由をつけて手放すことに大きく抵抗していた私です。
私と同じように両親にも二度と使わない必要ないと分かっているモノでも、愛着があって手放せないモノがあるんだろうなと強く感じました。「実家片づけ」でもめる最大の原因は、相手の気持ちを理解せずこちらの気持ちを押しつけてしまうことです。両親の気持ちを少しでも理解できれば、もめることも少なくなるにちがいありません。
すっかり存在を忘れていた
モノの整理を終え母親に「これはゴミに出してね」とお願いすると、「ところでこれはどうする?」と見覚えのない靴が出てきました。誰の靴なのか、どうして母親が私に聞くのかも分からず「これは何?」と聞くと「あなたの靴よ。まだ履くかもしれないから置いておいてって言ってたじゃない。」と明るい声でこたえる母。
私の靴と言われても全く記憶がなく、靴は経年劣化でボロボロもう履ける状態ではありません。デザインも驚くほどいまの好みとはかけ離れていました。もう履けないと分かっていても置いておいてと預かった母親は勝手に捨てることもできなかったようです。
”お母さんごめんなさい”と心にきざみ、「これから私のモノが出てきたら全部処分していいから」と伝えました。
実家に帰省した時には、もう一度自分のモノがないかチェックしてみてくださいね。何もないと自信がある方も、是非ご両親に声をかけてみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・村上真由美
あれもしたい、これもしたい、欲張りな!フルタイムワーママ。
シンプル収納で毎日を楽しく過ごせるコツを発信します。(整理収納アドバイザー×クリンネスト)