
疲れにくい人がやってる起床時のルーティーン
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。
「もう少し体力が欲しい」「同世代の友達が自分よりアクティブで羨ましい」そんなふうに思ったことはありませんか?
実は、疲れケアは朝、起床時から始めるのが賢いんです。朝の習慣を少し変えるだけで、1日のパフォーマンスが上がりますよ。
疲れにくい体と心に整えるための朝、起床時のルーティーンをお伝えしますね。
布団の中でのびのび
朝、布団の中で目覚めたらそのまま起き上がって活動を始めていませんか?
年齢を重ねると、急に起き上がることで自律神経に負担がかかり、それが疲労蓄積の原因になることもあるんです。「今から起きるよ、活動を始めるよ」と体と脳に伝えてから動き始めることで自律神経への負担が軽減されます。
布団から起き上がる前に手足をゆっくり上下に伸ばしたり、体の側面を伸ばしてから起き上がりましょう。
朝の新鮮な空気のエネルギーを取り込む
酸素をしっかり体に取り込むことが体と心にエネルギーを与えることがわかっています。
できれば、明るい窓辺で光を浴びながら、深く息を吐ききって、その後に朝の新鮮な空気をたっぷり吸い込みましょう。笑顔で深呼吸できれば、「いい1日になりそう」と前向きな気持ちになれそうですよね。
内臓も起床してもらう
消化という活動は、体力を使う活動のひとつです。これも急発進させるのではなく徐々にギアを上げていくほうが体の負担が軽減されます。
朝食をとる前に温かい飲み物を飲んで、内臓も起こしてあげましょう。起床後に水分を摂ることは、睡眠中に失われがちな水分を補給することにも繋がるので健康的なんですよ。
朝食を食べる
午前中がんばる体と心にエネルギー補給をしてあげましょう。
できるだけ、栄養バランスの取れた消化の良い食事を摂りましょう。発酵食品や良質なたんぱく質、温かい汁物で胃腸をやさしく目覚めさせ、エネルギーをしっかりチャージできるとよいですね。
いい1日にすると脳に伝える
脳の仕組みを利用して、「今日もいい1日になりそうだ」と脳に判断してもらいましょう。
口角を上げて、上向きの視線で「今日もいいことがありそう」など前向きな言葉を口にするとポジティブな感情になるという脳の仕組みがあります。それを利用して、明るい気持ちになれば、体も心も軽やかにスタートできるのではないでしょうか。
毎朝の小さな習慣の積み重ねが1日の疲れを大きく変えます。まずは1つだけでも試してみて、体と心の変化を感じてみて下さいね。
◆この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
看護師・薬膳師・経絡ヨガ指導者・薬膳茶エバンジェリストなど人の心身のケアに関わって25年
東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使って「大人女子の体と心の生命力がUPする」健康習慣をお伝えしています
プライベートでは、令和元年生まれの男の子の子育てに奮闘中です