【ニュースが分かる金融教室1】物価上昇で打撃!実質金利を学ぼう①

2022/11/21
  • 贅沢気分を味わえる新しい節約術を提案する、元証券会社、現不動産会社勤務の資産運用大好き主婦 もっと見る>>

こんにちは。元証券会社勤務、外資系を経て不動産会社勤務、現在育休中のサンキュ!STYLEライターこまちです。

物価が上昇していますね。物価の上昇によって起こることには様々ありますが、今日は一つ、持っていて損はない知識をご紹介します。

「実質金利」の定義とは

皆さんは、「実質金利」という言葉を聞いたことはありますか?知らないという方も少なくないと思います。
聞いたことがあっても、よく説明できないかもという方もいらっしゃるかもしれません。

読んで字の如しの意味なのですが、”実質私達が被る金利のこと”ですね。

銀行に預けていると、たまに金利がついてたりするけど、あれって税引き後の金利なんだよね、それのこと?
いいえ、違います。それはあくまでも税引き後の金利です。

私達が一般的に言う金利のことを「名目金利」と言います。銀行等の金融機関のポスターとかで見かける、定期預金等の金利のことだと思ってください。

実質金利とは、『名目金利 ー 物価上昇率』のことです。
(※簡潔に説明する為に少々ざっくりとさせています。)

銀行に預けていれば金利がもらえますが、もらえた金利の金額って、食パンやパスタの値上がり分の金額に負けてないですか?
ってことを考えましょうっていうのが今回のお話のテーマです。

2へ続きます

公式は分かったけど、具体例が無いと大変分かりづらいですね。
一気に説明すると大ボリュームになってしまうので、次の記事で具体例を挙げてご説明したいと思います。
引き続きお読みいただけたら嬉しいです。

▼▼▼記事を書いたのは・・・こまち
証券会社出身の育休中新人母。外資系企業人事部、不動産会社に勤務。都心駅近に新築一戸建てを保有。ケチケチ節約が苦手なので、”お金と仲良く過ごす”ことを大切にしています。

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