『溜まる』から『貯まる』へ。まとめ買いをやめました
こんにちは。元証券会社勤務、外資系を経て不動産会社勤務、現在育休中のサンキュ!STYLEライターこまちです。
最近、やめて良かったことがあります。それは、「まとめ買い」です。
まとめ買いが悪いのでは全くなくて、どうやら私には向いていなかった模様です。それが分かっただけで、貯まる家計に大変身しました!
まとめ買いこそ節約だと自己満足していた
ドラッグストアで、3個で〇〇円!家計応援!とポップがあれば、まだ再来月くらいまで買わなくても困らないのにカゴへ。ネットで、大容量900ml×3個〇〇円!とあれば、計算機アプリを立ち上げて100mlあたりいくらで、普通サイズを買った場合と比べていくらお得になるか計算。コストコへカーシェアリングをして向かい、食べきれない大容量の乾物や加工食品を買っては賞味期限切れをし、、、、結婚以来、こんなことを去年まで繰り返してきました。全然向いていないというのに。
大量買いしてはパントリーに上手に仕舞い、ストックを溜めこむ。これぞ出来る主婦(勘違い)!見せない収納をしてご満悦。向いてないってのに、ネットで見た達人さんの収納法や、コストコまとめ買い動画に憧れて、私もやりたいっていうエンタメ感覚。
これぜーんぶ、私家計のこと考えて上手にやっているな~っていう自己満足だったんだなって、最近やっと気づきました。
家計管理が出来なくなる
エンタメ感覚でやるから、あれもこれも買う始末で、まとめ買いをした月はクレジットカードの明細がとんでもないことに。コストコに行くと、一回の買い物が6万円くらいになってしまいます。その時は良い買い物をしたなーって大満足なのに、あとから明細を見て自己嫌悪。そんなことを何度も繰り返しては学習しないダメ主婦でした。
まとめ買いを活用して上手に家計管理をされている方は、年単位で管理していたり、家族が多くまとめ買いにメリットがあったりと、きちんと自分スタイルがあるんだと思います。
なのに私ときたら、先月6万円くらいまとめ買いしたのに、今月次月とその分を調整することなく、また買い物を繰り返すという浪費行動。ただの娯楽になっていたんです。
それならばとエクセルで家計簿を自作し、これで年単位で管理できるぞ!と、自分に合った管理法を見つけたと狂喜乱舞するも、エクセル開くのがめんどくさくなって続かず。
ああもう、主婦向いてないんじゃないかな私、、、、そんな中出産を迎え、娘の為の貯金をしなければと考えるように。お金が理由でこの子の将来の選択肢が減ることだけは絶対に避けたい!と、真剣に向き合うようになりました。
家計簿アプリで月ごとスマホ管理にチェンジ
変な自作エクセル家計簿は闇へ葬ることとし、レシートを読み取ってくれる家計簿アプリに切り替えました。クレジットカードも紐づけられるから勝手に記録してくれるし、各カテゴリの設定予算をクリアすることがゲームのようで楽しいので、無くても良いものを買う行動が無くなり、そもそも買い物に行く回数が減りました。アプリ内のカレンダーで、『記録のない日=お金を使わなかった日』を作るのが本当に楽しくて。前は浪費することがエンタメだったのに、今はお金を使わないことがエンタメに変わりました。
今月の分だけで十分暮らせる
本来、少しでも安く入手して出費を抑えることがまとめ買いの目的なのに、まとめ買いをすることで予算オーバーを起こしていた我が家。年間で均すみたいなことはせずに、月の予算を決めて、その月で予算を達成するという、いたって普通のシンプルな方法に変えただけで、無駄遣いが減りました。普通のことなのに、私にとっては大革命でした。
まとめ買いがうまくいかなかった根本原因、それは私の面倒くさがりにもあったんですね。年間で考えるとかエクセルに入力するとか、そういう面倒なことを排除してシンプルな仕組みに変え、便利なアプリに頼ることで、家計と私の歯車が噛み合いました。
お陰で今月は、食費は2万円台で済みそうですし、娘のミルクやおむつ代を含む日用雑貨費も1万円以内に収まりそうですが、無理をしている感覚は全くありません。なんだかとっても楽しいのです。
自分に合っていなきゃ意味がない
達人さん達の真似をしたところで、自分に合っていなかったら失敗するだけです。でも失敗して良いと思います。失敗して、自分に合った方法が見えてくるならば儲けもんです。大切なことは、ただ真似するのではなく、試した上で自分に合った方法かを見極め、家計との歯車が合う感覚を見つけることだと思います。
▼▼▼記事を書いたのは・・・こまち
証券会社出身の育休中新人母。外資系企業人事部、不動産会社に勤務。都心駅近に新築一戸建てを保有。ケチケチ節約が苦手なので、”お金と仲良く過ごす”ことを大切にしています。