
ゴマ油ってじつは使いこなせてないかも!?創業300年のマルホン胡麻油の実力がすごい!
- 気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を代行する出張料理人としても活動中。野菜ソムリエ、食育インストラクター、薬膳マイスターなどの資格や、東北~関西まで各地に住んだ経験から、健康や美容にうれしい食材や、いざという時に備える災害食にも詳しい。 もっと見る>>
和食や中華を中心に大活躍のゴマ油は、ふだん料理をする人なら使ったことがない人はいない!というくらい、定番のアイテム。でもじつは、よく知っているはずのゴマ油を、しっかり活用できていない人もいるかも…!?
今回は、創業なんと300年という老舗がつくるマルホンの「太白胡麻油」と「圧搾純正胡麻油」の魅力を紹介するとともに、ゴマ油の意外な活用術もお伝えします!
そもそもゴマ油って何がいいの?

ゴマ油って、なんとなく"いい油"のイメージがありますが、料理に使う上で何がどういいのか、自信を持って答えられる人は少ないかもしれません。ゴマ油には酸化しにくいという性質があり、ゴマ油で焼いたり揚げたりした食品は、べちゃっと油っぽくなりにくいという特徴があります。つまり、料理が得意でない人でも、仕上がりのクオリティを上げることができるのです。
とはいえ、いくらゴマ油がいいと言っても、毎日料理に使っていたら和食も洋食もすべてのおかずがゴマ油の香りになってしまうのでは…と思われるかもしれません。でも、大丈夫!ゴマ油とひとくちに言っても、生のゴマを搾った「太白胡麻油」であれば余分な香りも味もつけずに調理できますし、逆にゴマ油特有の香りがほしいなら「圧搾純正胡麻油」のように焙煎したゴマを搾ったタイプを使えばいいのです。
香りも味もつかない「太白胡麻油」はどう使う?

生のゴマを搾った「太白胡麻油」は、どんな料理にも使える万能の油。和洋中を問わず使えるので、パスタにも合います。香りもクセもないので、油の臭いに仕上がりが左右されやすい卵料理にもおすすめです。
また、ごはんを炊くときに加えるという驚きの活用法も…!米1合に対して小さじ1の太白胡麻油を加えていつもどおり炊くだけで、ツヤツヤのごはんが完成。筆者も実際にこの方法で炊いたごはんを食べてみましたが、油っぽさは一切なく、ただただごはんをおいしく感じました。食器やしゃもじの米離れもよくなるので、洗い物も楽です。

さらには、お菓子作りやパン作りにもおすすめ。じつは太白胡麻油がスイーツに使えることはプロも注目していて、東京赤坂の人気和食店「赤坂おぎ乃」が監修する「赤坂おぎ乃 和甘」の生どらやきの生地などにも採用されて、絶妙なしっとり食感を出すのに一役買っています。虎ノ門ヒルズでいつも夕方には売り切れてしまうという生どらやき、縁の下の力持ちは太白胡麻油だったのですね。
香りを求めるなら…溶剤を使わない「圧搾」を選ぼう

ゴマ油は文字どおりゴマを搾ると出てくる油ですが、単に圧力をかけるだけで搾ろうとすると、じつはけっこうコストがかかります。そのため、搾りやすくするために化学溶剤を使っている商品も多く出回っているのです。
しかし、マルホンのシリーズはすべて、化学溶剤を使わず圧力だけで搾った「圧搾」のゴマ油。しかも海外から輸入したゴマ油を一切混ぜていません。そのため、ゴマ本来の旨味がしっかりいかされ、豊かな香りが楽しめます。
もちろん炒めたり揚げたりするのにたっぷり使ってもいいですし、マルホンの「圧搾純正胡麻油」は"ちょいがけ"や"味変"にもおすすめ。ほかの調味料との相性もよく、仕上げにちょっとかけるだけでも味がまとまるので、日々の料理を手軽にワンランクアップさせることができ、時短にもつながります。
マルホンの実力がすごい!「太白胡麻油」と「圧搾純正胡麻油」を使いこなそう
ゴマ油はあまりにも身近な食品で、今までなんとなく選んでいた人も多いかもしれませんが、実際によくよく調べてみると、化学溶剤を使っているかどうかや輸入ゴマ油を混ぜているかどうかで、最終的な料理の仕上がりが違ってくることも。
マルホンの「太白胡麻油」と「圧搾純正胡麻油」を目的別に使いこなして、ふだんの食卓をワンランクアップさせてみてくださいね。
提供/竹本油脂
■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター植松愛実
身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を発信。また、東北や東海、関西にも住んだ経験から、各地の伝統的な食材にも詳しい。野菜ソムリエ、食育インストラクター、気象予報士など保有資格多数。