こどもの乳歯が抜けたらどうする?あえて昭和っぽい方法を選択してみた
小学1年生の娘がいるサンキュ!STYLEライターのきいろです。数日前、娘の歯の仕上げ磨きをするときに乳歯の後ろから大人の歯が生えてきているのを発見しました。
子どもの歯の成長がうれしい反面、気になっていたのが「抜けた子どもの歯をどうするか?」ということ。乳歯を保管するケースが今販売されていますよね。
そういうのを見たり、知人がケースに入れて保管している話を聞いたりして、今は歯を保管するのが主流?どうしようと迷っていました。
夫に相談してみた
乳歯保管ケースを買う方がいいのか迷っていたため、夫に「もし乳歯が抜けたらどうするか」聞いてみました。そしたら「上に向かって投げればいいじゃん」という軽い一言が返って来ました。
昭和っぽい発言に気が抜けて笑ってしまいました。「そうか、それで良かったのか!」と目が覚めた気持ちになりました。
どうするのがいいのか周りのこうした方がいいっていう情報に惑わされている自分に気付けたような気がしました。
夫は歯を投げるのが当たり前に思っていたから乳歯を保管するという選択肢ははなからなかったようです。
自分が子どもの時のことを思い出した
私は昭和生まれで、小さい頃に歯が抜けたら「下の歯が抜けたら家の屋根の方に投げる」「上の歯が抜けたら家の軒下に投げる」のが当たり前のようにしていました。もう何十年も前のことなのにその体験を思い出せたんです。
そして夫も当たり前のように同じように抜けた乳歯を投げていて、夫も子どもの頃のことを思い出したんだと思ったら何だか面白いなと思いました。
物じゃなくて記憶に残すことに
何十年も前の体験を覚えていることがいいなあと思い、乳歯を保管するケースは購入しないことにしました。
毎日子どもの歯を仕上げ磨きしている度にまだ小さな子どもの歯がかわいくて愛おしくて、暫く思い出として残しておきたいような気もしましたが、残した後にまたそれをどうするか悩んじゃいそうだなと思ったことも理由の1つです。
歯が抜けたら子どもと一緒に庭から投げてみようと思います。いつかそのことを私のように娘も大人になった時に懐かしく思い出すかもしれません。そのことを思うと何だかあたたかい気持ちになります。
物の整理や保管にも多様性がある
今回は「乳歯のこと」でしたが、人が大切にしたいことは人それぞれ違っていて、思い出を物として大事に取っておくタイプの方は大切に保管しておく方がいいのかなと思いました。そして気持ちの整理がついたらいつか手放すのかもしれません。気持ちの整理にかかる時間も人それぞれですね。
◆この記事を書いたのは…きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。
シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのこと、サステナブルなアクションなどを投稿しています。