手放して後悔しているものとこれから手放したいもの

週4パートをしながらオンラインでお片付け相談も行っている整理収納アドバイザー、サンキュ！STYLEライターのきいろです。わたしは引っ越しの際にたくさんのものを手放しました。そこから整理することがより好きになりました。そんなわたしが今まで手放してきたものと、これから手放そうと思っているものについてお話ししようと思います。

手放して後悔したものは•••

遠方に引っ越すことになった時、いろんな物を手放しました。CDは100枚以上中古のCD屋さんに売りに行った記憶があります。他にも色々服や本やいろんなものを手放しました。でもいろんな物を手放してきたけれど、手放して後悔したものってないんです。正確に言うと、「あれがあったら•••」て思うことはあったかもしれないんですが、それが何だったか全然覚えていないんです。

手放すか悩むものって多分なくてもどうにかなるものなんだと思います。何か別のもので代用できるものなら手放しても平気だと思います。その代わり、他の物と代用できない思い出のものなどは手放すのには慎重になった方がいいと思っています。もう二度と手に入らない思い出のものなどがそれに当たると思います。だから整理で最後に手をつける物は思い出のものです。

手放すものが簡単なものは明らかなゴミや重複して持っているもの、なくても困らないもの。手放すことに慣れてきたらラスボスの思い出のものと向き合う時。思い出とじっくり向き合って、それを持っていて、いい気持ちや温かい気持ちになるか、物自体を持っていなくても、写真で見るだけではダメなのか、実物がないとダメなのかどうかなど最終的には向き合うことになります。

手放すことは「慣れ」なのかなと思っています。簡単なものから手放して、ハードルが低いところから始めて、慣れていくとだんだんと手放せるようになっていきます。ポイントはやっぱり思い出のもののような2度と手に入らないものは慎重に。そこを慎重にいけば大丈夫な気がします。

年賀状を書くことを手放します。そしてその方法。

今わたしが手放そうと思っているのは「年賀状」です。手紙を書くのは好きな方だと思います。結婚してからずっと年賀状を出してきました。子供が産まれたら家族の写真を載せた年賀状を毎回ネットで注文して、そこから一人一人に一言添えて年賀状を出していました。

わたしの場合は写真を探すところから始めていました。写真を探して、デザインを選んで注文して、一言添える。
やり切った後はスッキリなんですが、今年の年賀状どうしよう？って考えた時の自分の気持ちが重たいことに気づきました。手紙を書くのは好きだけど、毎年悩んで、作る時間もたくさんかけるほど大事なことなのかと思うと、そうでもないような気がしました。

でも年賀状をいただくことってうれしいんです。わたしは結婚して遠方に引っ越してきたので、滅多に地元や独身時代に仲良くしていた人たちに会うことがありません。だから友人の年賀状で写真を見れることが楽しみでした。だから年賀状をなかなかやめれなかったところがあります。でも自分が出す方は何だか気持ちが追いつかないというか、頑張って年賀状を作ることに対して疲れてしまうところがありました。

毎年迷っていたけれど、今年は年賀状を書くことを手放そうと思っています。これはもしかしたら後悔するのかな？ってちょっとドキドキしています。届いた年賀状を返さないことで自然とフェードアウトする方法もあるのかなと思ったんですが、わたしは年賀状を書いた人から返事が来ないのってちょっと寂しいなって思ったことがありました。あと次回が最後の年賀状と思って「年賀状を出すのは今年で最後にします」という旨を年賀状に記載する方法もあるなと思ったんですが、そうすると喪中の方には送ることができなくて、来年また年賀状が来てしまうかもと思ったので「年賀状じまい葉書」を出すことを選ぶことにしました。今まで年賀状を送ってくれてありがとうの感謝の気持ちを込めたいなと思って、年賀状じまい葉書を購入しました。今書いている途中です。これも結構時間がかかることだなと思いつつ、最後だと思ってやり遂げようと思います。

モノをある程度手放した後は、「コト」「感情」を手放したい

物を今まで手放してきて、物の管理が以前より楽になったことを感じます。これからは物ではない「こと」や「感情」を手放していきたいと思っています。先ほどあげた「年賀状を書くこと」は私の心を少し重くしていました。

億劫に感じること、重い気持ちになること、やらなくていいこと。それを手放して身軽な心になっていけたら素敵だなと思っています。手放したことで手に入る時間や身軽な感情を楽しんでいけたらいいなと思っています。みなさんは手放した物で後悔しているものはありますか？それを手放したら時間ができそう、心に余白ができそう、新しいことを始められそう。そんなことはありますか？良かったら教えてください◎

◆この記事を書いたのは•••きいろ
整理収納アドバイザー・クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるをテーマに心や暮らしを整えて心地よく過ごすことを提案します。

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