元片づけ下手が振り返る!片づけができなかった時の行動と整理の大切さ
元片づけ下手の整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのきいろです。
私は今でこそ整理収納とお掃除の資格を持っていますが、結婚前は片づけもお掃除も苦手でした。
過去の自分を振り返って、片づけや掃除ができない時はこんな思考や行動をしていたなと思ったことがいくつかあります。
片づけと掃除は一緒にやることだと思っていた
掃除は小学校でも時間割で「掃除の時間」があったので、道具を使ってきれいにすることだという認識がありました。
しかし片づけはよくわかっていませんでした。小学生くらいから不要なものを手放したりすることを時々やるとスッキリしていたので、「手放すことはスッキリすること」だとは思っていたけれど、圧倒的に物が多かったのと分類が下手だったのでいつも中途半端に終わっていました。
「片づけと掃除はセット」だと勝手に思っていたため、家で掃除をしようと思うと、片づけをした後に掃除を始めるけれど、片づけがなかなか終わらずに掃除まで辿り着けなかったり、どちらも中途半端に終わっていました。
整理収納と掃除を学ぶことで今までの間違いに気づきました。「整理」「収納」「片づけ」「掃除」はそれぞれ意味があり、一気にやる物ではなく段階を踏んで行うことだったということです。
外出を頻繁にする理由は家から逃げていたから
10代後半から結婚前のことですが、外出の回数が圧倒的に多かったです。それは外の世界に興味があったということもありますが、「家が落ち着かなかったから」という理由も大きいと思います。
実家は物がたくさんあり、散らかっている光景が当たり前でした。片づいていない家というのは無意識のうちに物の影響を心に受けていると思います。
「持ち物がなかなか見つからない」「後であれを片づけておかなくちゃ」「机の上や作業台の上が物でいっぱいで作業がやりにくい」こんなことばかり考えているから家にいて落ち着かないわけですよね。
落ち着く場所を求めて落ち着くカフェやお店に出掛けてはお金を使っていました。
家事のやる気がおきなかったのは片付いていなかったから
料理をしようとすると必要な物が取り出しにくかったり、物が多くて調理スペースがなかったり、物が多いと狭く感じて家事がやりにくく、やる気が起きなかったです。
やる気が起きなかったのは「片づいていなかったから」という理由が大きかったと思います。
いろんなことを後回しにする癖があった
片付いていないと、それをやるまでに付随することもすぐに取り掛かれないので、「後でやろう」とよく思っていました。後回しの癖がついて結局やらないこともよくありました。
特に命に関わることでなかったり、人の信用に関わることでなかったり、特に思いが強いものでなければ後回しにして諦めることが多かったと思います。
今思うと自分に甘く、自分を大事にできていなかったと思います。
結局は整理から始まる
「整理」「収納」「片づけ」「掃除」はそれぞれ別の意味があります。
整理は不要なものを取り除くこと、分類すること。収納は使いやすくおさめること。片づけは物を元の場所に戻すこと。掃除はゴミやホコリなどを取り除き、きれいにすること。
整理が不十分だと収納がうまくできず、物の住所が決まっていなかったり、戻しにくい収納だと片づけが続きません。そして片づけができていないと掃除にすぐ取り掛かることができません。
整理という土台がしっかりしていないと他のことがうまくできないのです。整理に向き合ったところから色々なことが始められたと思っています。
◆この記事を書いたのは…きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。
シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのこと、サステナブルなアクションなどを投稿しています。