片づけのプロが向き合った!好きだった物の手放し方
先日趣味の物を少し手放した整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのきいろです。
私の趣味は音楽を聴くことで、昔からCDをたくさん持っていました。独身時代はライブに月4〜5回行ったり、20代にできた友達はほとんどライブなどでできた友達で、友達と一緒にDJイベントを開催するのに自分もDJをやったりするのにもCDが必要でした。
しかし環境が変わり、音楽をCDで聴くことが減ってしまったため、CDを整理したいとずっと思っていました。
その趣味の物であるCDを手放すにあたり、意識したことをお伝えします。
1つ1つ向き合って気持ちの熱を確かめる
結婚して引っ越しする際にCDを100枚以上手放しました。当時は中古のCDショップに持ち込み、ちょっとしたお小遣いになりました。
夫と音楽の趣味が似ているため、夫と同じCDを何枚も持っていたので重複するCDを夫に確認し、手放しの対象にしました。
それと同時に持っていたCDを1枚1枚確認し、少し気持ちの熱が冷めたものなどを手放しの対象にしました。
購入した時が1番気持ちの熱がある状態だと思います。やはり時間が経つと気持ちが変わるものがありますね。
家族のCDと合わさると確認がしづらい
結婚後は夫と同じ棚に合わせて収納するようになり、これにより自分の持ち物の確認が難しくなりました。
自分のCDよりも遥かに夫のCDの量が多かったので、少ない自分のCDが紛れても気にならなくなってしまいました。邦楽は五十音順、洋楽はアルファベット順に探しやすくはしていましたが、たくさんあっても結婚してからはあまり購入しなかったこともあり、数は増えなかったので特に収納に困っていなかったのもありました。
CDコンポの故障と子どもができたことにより家でCDを聴く回数が激減
CDを聴くコンポが数年前に壊れてしまい、特にCDを聴く製品を購入しなかったためCDは車でのみ聴くものになりました。家で音楽を聴く時は配信などを利用することが増えました。
また子どもが生まれて音楽を聴く時間が減りました。今思うと独身時代は自分1人の時間がたくさんあったからあんなに音楽を聴いていたんですよね。
滅多に聴かないCDを所有していることにモヤモヤするようになりました。とは言っても夫のものは夫のもの。自分のものだけにでも向き合いたいと思うようになりました。
自分のCDだけを抜き出して一つ一つ確認
たくさんある中で自分だけが聴くCDを全て集めました。やっぱり整理収納は全部出すことが大切です。
全部出すことで景色になって当たり前になっていた風景を客観的に俯瞰して見ることができます。
ここでも以前やったように1枚1枚確認して、気持ちが冷めていないかを確認しました。もう熱が冷めていると思ったものは手放すことにしました。
また配信されているものはCDがなくても聴けるので手放しの対象にしました。アーティストのサイン入りのCDや配信されていないCD、思い入れのあるCDは手放しが難しかったです。
それでも厳選した結果、自分だけが聴くCDは車に持ち込める量だけになりました。
無理に手放さずに好きの細分化をする
曲には思い出が宿るので本当に好きであれば無理に手放すことはないと思います。曲だけが好きで配信もされているのであればCDは手放せるかもしれません。
でもCDは曲だけでなく、ジャケットや歌詞カードなども含め一つの作品で、それも全て気に入っていて持っていることに違和感がないのであれば大切に持っていることも1つの方法だと思います。
でも少しでもモヤモヤする気持ちがあるのであれば、その好きだった物の何が好きなのかをもう1度向き合ってみてもいいかもしれません。
私は今回見直したことで、残したCDをよりたくさん聴くようになりました。
◆この記事を書いたのは…きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。
物を減らすことでゴミも減らしたいと思うようになりました。
シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのこと、サステナブルなアクションなどを投稿しています。