やらなきゃよかった!実家じまいで後悔した3つのこと
こんにちは、整理収納アドバイザーの「HappY(ハッピー)」です。
4人家族、3LDKでモノを増やさずに快適に過ごす方法を発信しています。
実家に住む両親も歳をとり、一軒家では広すぎるということで実家じまいをしました。歳をとった両親だけでは到底片付けることのできない物の量に圧倒されながら、無事に実家じまいを終えることができました。
今回は実家じまいをするときに「やらなければよかった3つの後悔」を記事にしてみました。
【後悔】判断できない両親にイライラした
年齢を重ねてくると、体力が落ちるのはもちろん「判断すること」も脳に負担がかかります。いつの間にか両親も歳をとっていて溢れるモノを前にしたとき「いる」「いらない」の判断をすることに疲れているのがわかりました。
両親と私は離れて暮らしているため、できるだけテキパキと作業を進めたいのですが、判断ができない両親にイライラ。引越し先は小さなマンションなため、ほとんど捨てなくてはいけないのだけれど、両親が「捨てる」と言わなければ捨てることもできません。「もういらないよね」と半ば強引に進めてきました。
この家で何十年も暮らし、家族との思い出もよみがえってきます。捨てなくてはいけないけれど「捨てるのが惜しい」と言う気持ちもきちんと聞くべきだったと後悔しました。
【後悔】モノを溜め込んでいたことを責めてしまった
「なんでこんなに溜め込んだの⁉︎」と言わずにはいられないモノの量。田舎にある大きめな家だったため大容量の収納がありました。不要になった物も「いつか使うかも」と収納してしまう。その量に圧倒されて「こんなにモノを溜め込んで!」と両親を責めてしまいました。
両親も日々の仕事や家事に追われて、なかなか手をつけられなかったのだと思います。今は「シンプリスト」「ミニマリスト」という言葉があるように、本当に自分たちの必要なモノを選ぶことが一つの生活スタイルになっています。しかし、ひと世代前まで「使えるものはちゃんと使う」「最後まで使い切る」という価値観がありました。
ひと世代違えば、価値観も変わってくることを念頭におきながら、責めるのではなく「いつか使えるかもしれないと、モノを大切にしてきたんだね」と価値観を認めることをすればよかったと後悔しました。
【後悔】自分のことは棚に上げていた
今は整理収納アドバイザーの資格を保有し家をスッキリ片付けていますが、独身の頃は違いました。いつも部屋はぐちゃぐちゃで片付けは母に頼りっぱなし。学生の頃の思い出の品やアルバム、洋服などは実家に置きっぱなしのままお嫁に行きました。
捨てるに捨てられない私のモノも20年間も部屋に置きっぱなしにしていたのです。自分が結婚する前のものはそのままにしておきながら、モノを溜め込んでしまった親のことを責めるなんて筋が通らないですよね。
自分のことは棚に上げて「なんでここまでモノを溜め込んだの?」と言ってしまった自分に罪悪感。結婚して実家を離れるときに、自分のモノを整理しておけばよかったと後悔しました。
家を手放す日が決まっていたのでなんとか「実家じまい」ができた
実家じまいは、年老いた両親にはかなり負担となる作業だと感じました。「○月○日に業者に引き渡す」と完了させなければいけない日にちが決まっていたことで「何がなんでも判断しなくては!」とお尻に火がついたのも実家じまいが無事に終わった要因だと思います。
「実家じまいを決断する前」にモノを捨てようと思っても、「それはまだ使える!」と喧嘩になっていたのではないかと想像します。価値観が違う世代同士で「家をしまうこと」ってとても大変ですね。
◾️この記事を書いたのは・・・小柄スタイリストHappY(ハッピー)
144cmと超小柄。
『小柄スタイリスト』『整理収納アドバイザー1級』『顔タイプ診断アドバイザー』『骨格診断アドバイザー』です。クローゼットを整えながらおしゃれを楽しむ方法を発信しています。