毎日完璧を目指さない！65点の暮らし方にしてみませんか？

Instagramを開くと、雑誌に出てくるような整ったリビングの写真が何枚も載っている。
「こんなに綺麗にしたいけど、仕事に家事、育児。私には無理だな…」
とダメな自分を責めてしまうことがあります。

こんにちは、小柄スタイリストとして低身長向けのファッション情報を発信している「HappY（ハッピー）」です。
私はスタイリストですが「整理収納アドバイザー」「衣類収納アドバイザー」の資格も持っており、たくさんの服やモノに囲まれるよりも、使って心地よいものだけに囲まれる生活になるための方法も発信しています。

私のお友達が「65点の暮らし方。」という本を出版したので、出版パーティに参加してきました。
65点の暮らし方ってどんなの？　そんなお話を聞いてきたので、サンキュ！STYLEスタイルの読者の皆様にもぜひ知ってもらいたくて記事を書いてみました。

暮らしているのだから「生活感」が出るのは当たり前！

著者のハギヤマジュンコさんは、Instagramに載っている「整った生活感のない写真」に違和感を持ってました。
綺麗なリビングの写真を見ると「キレイだな〜、羨ましいな〜」と思う反面「どうせ私には無理。毎日常に100点なんてしんどいよ。ずっとテスト前みたいに気を張って過ごすなんて…」と諦めていたんだそう。

ハギヤマさんはSNSの写真を見て「キラキラして整った収納が正解」と勝手にプレッシャーに感じ、そうできない自分にダメ出しをしていたことに気づきました。

「自分の家族が暮らす家だからこそ、それぞれの気持ちに寄り添う暮らしを作りたい」と、できるだけありのままの我が家の暮らしを投稿し始めました。

ハギヤマさんは出版パーティーでも「私、整理収納アドバイザーだけど、片付けレベルはめっちゃ低いねん〜笑」とニコニコしながら話してくれました。

SNSに流れてくるようなキラキラした映える収納は私には作れない。
だけど暮らしていたらモノは動くし、生活感も出る。私の家に住む家族にとって心地よい空間ってなんだろう？と考えたとき、頑張りすぎず、それなりに暮らせる65点の片付けレベルがちょうどいいと考えるようになったそうです。

65点か〜。
毎日100点は無理だけど、散らかりすぎると居心地も悪くなる。
65点って確かにちょうどいいかも！

65点の基準は人それぞれ。自分にとっての65点の心地よさを見つけていく

お友達であるハギヤマさんの「65点の暮らし方。」を読むと、そこには飾らない等身大のハギヤマさんが描かれていました。

本の冒頭には「これだけは知っておいてください。本を作るにあたりプロの力によって加点し続けた我が家が映し出されています。65点では足りない35点分（いや、それ以上）の掃除や片付けがされているんです〜！」というハギヤマさんらしい言葉が綴られています。

裏を返せば「普段はもっと散らかっているよ」「これが毎日だと思わないでね」「これを正解だと思う必要もないよ」と本からハギヤマさんが語りかけているような感じです。

ハギヤマさんは人の心地よさを真似するのではなく、自分たち家族の「65点を見つけてほしい」と伝えています。
本の中には「自分たち家族の心地よさ」のために工夫されているアイデアがいっぱい！
掃除の仕方や買い物、料理やファッションまで。

「自分の65点はどんな感じかな？」と考えるきっかけになる本だと思います！

最後に　私たちの出会い

ハギヤマさんと私のことをちょっとお話しさせてください。

私たちはある講座で知り合いました。
同級生ということ、住んでいる地域も近いことから、講座が終わった後も一緒にランチするようになりました。
ハギヤマさんも私も、インスタグラムやブログで情報発信をするのが大好き。
美味しい料理を食べながら「最近どう？　今はどんな仕事をしているの？」という話をよくしていました。

出版パーティーでハギヤマさんとハグをしたとき、自然と涙が溢れてきました。
会った時から「いつか本を書いてみたい！」と言っていたハギヤマさん。夢が叶ったね。

本のタイトルでもある「65点の暮らし方。」は私たちが知り合った講座での昼休憩中に浮かんだキャッチコピーでした。
100点満点の生活ではなく、自分たちにとって心地いい65点を見つけてほしい。
そんな想いが詰まった、最高の本です。

◾️この記事を書いたのは・・・小柄スタイリストHappY（ハッピー）
144cmと超小柄。
『小柄スタイリスト』『整理収納アドバイザー1級』『顔タイプ診断アドバイザー』です。ユニクロを使った大人綺麗めコーデを研究中。