【節約】ノーマネーデー!平日にお金を使わないコツ3選
- 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>
野菜料理家・調理師の越野美樹です。収入は横ばいのまま物価が上がる状況で、家計のやりくりが大変ですよね。今回は、「平日にお金を使わない」という節約法について、食の観点からご提案します。
おやつをストックしよう
平日にお金を使っていますか? お給料が横ばいで物価や光熱水費が高くなっている昨今。平日にお金を使うと、本当に欲しいものが買えなくなってしまいます。
特に食べるものについては、平日に節約できる方法があります。例えば、コンビニ。水やお茶、コーヒー、おやつ……ついつい毎日コンビニに足を向けてしまう方、レジに向かう前にちょっと立ち止まってみましょう。
コンビニで1日500円使っているとしたら、平日だけで月1万円消費していることになります。この1万円を節約したら、前から欲しかったアレが買えませんか? コンビニに寄らなくてもよい状況を作りましょう。
まずは、おやつ。市販のお菓子は、甘いもの、しょっぱいもの、歯応えのあるもの、柔らかいものなど、数種類ストックしておけば、その日の気分に合わせて持っていけます。
お腹がすいたわけでもないけど何かつまみたい! という時のために、飴やチョコも入れておくといいですよ。
お弁当を持っていこう
平日お昼に外食やお弁当を買うのを毎日続けると、びっくりするくらいの金額になりますよね。簡単なお弁当を持っていくのがオススメです。
お弁当といっても、3品入れていろどりも考えなくちゃ! と、がんばらなくていいのです。がんばらないお弁当のコツは……。
1.茶色が一番美味しい
いろどりを気にせず、自分が好きなおかずを作りましょう。茶色いおかずが一番ご飯が進んでおいしいです。
2.時短おかず
炒め物は意外と時間がかかります。さっと煮たり焼いたりがオススメ。切ってお鍋にお任せの煮物は仕上げまでに他のことが進みます。
3.朝お弁当に時間をかけない
我が家のお弁当のおかずは夜1品、朝1品プラスお漬物が定番。朝はご飯を炊いている間に1品つくり、夜食べた残りおかずを温め直します。
ちなみにこの日は、夜食べた牛肉と白菜とネギのすき焼き風を、朝お鍋で温め直して卵とじにし、お魚と野菜のあんかけ煮を作りました。
家にいる日も、お昼にお弁当を作っておくと、おかずを作ったり出したりする時間や、洗い物の手間も節約できます。
水筒を持ち歩こう
ペットボトルのドリンクを買うと、安くても数十円。1日家をあけると500mlでは足りずに、またもう1本。コーヒーも飲みたくなって…。
そんなとき、まずはお気に入りの水筒を買ってみましょう。保温や保冷ができるステンレス製の水筒、コーヒーを入れるタンブラー、酸味のあるものも入れられるクリアタイプボトル、炭酸水が入れられる真空ボトルなど、用途に合わせて選べます。
水筒を持ち歩くと、節約になるだけでなく、ペットボトルや缶のゴミも出ず、エコにつながります。
食費自体を節約するとストレスになりがちですが、平日だけ行動を変えれば、ぐんと使えるお金が増えます。お買い物は週末にまとめて、平日にお金を使わない生活を心がければ、お金の節約になるだけでなく、時間の節約にもなります。
毎日のルーティンを変えるのは難しいことですが、慣れてしまえば苦になりません。本当に欲しいものを買うために、ちょっと自分を変えてみませんか?
記事を書いたのは…調理師・越野美樹。講談社コクリコ、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ、食やSDGsなどのコラムを執筆しています。