イマイチな味でも捨てないで!材料ひとつ工程ひとつ「みかんを美味しく食べる方法」調理師が伝授

2024/11/12
  • 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>

調理師の越野美樹です。

みかんが美味しい季節になりました。

でも、なんかイマイチ?と思うみかんに当たることもありますよね。

美味しくないみかんを、もう我慢して食べなくても大丈夫です!

今回は、イマイチなみかんを美味しく食べる方法をご紹介します。

美味しいみかんの見分け方3選

テーブルの上のみかん
taka4332/gettyimages

みかんの皮をむいて食べてみたら、味が薄い、甘くないなど、「ん?」と思うことがありますよね。

イマイチなみかんに当たらないように、見分ける方法があります!

美味しいみかんのを見つけるには、3つのコツがありますよ。

①皮:色が薄かったりしなびているものではなく、ハリ・つやがあり、キメが細かく、色が濃いものを選びましょう。

②形:まんまるではなく、扁平な形のものを選びましょう。
③ヘタ:大きい緑色ではなく、小さくて茶色いものを選びましょう。

美味しいみかんを見分ける3つのコツを守って、美味しいみかんを買ったつもりでも、ハズレることはありますよね。
そんな時には、みかんを焼いてみて!
びっくりするほど甘く、ジューシーになりますよ。

「焼きみかん」のレシピ

【材料】1人分

みかん 1個

【作り方】

1.魚焼きグリルもしくはトースターで、皮が色づくまで焼く。

外側は真っ黒焦げでも大丈夫!
少し焦げるくらいまで焼くと、中までほくほくと温まります。

今回は、みかんを魚焼きグリルで焼きました。
トースターでも同じように作れます。

みかんを焼くと、生で食べるよりも甘くてジューシーなうえに、燻製のような香りが楽しめます。
焼き芋のような香ばしさもいい感じです。

焼きみかんの上手な食べ方

焼きみかん、焼きたてはアツアツなので、皮をむくときは気をつけて!

焦げていない真ん中の部分を、帯状に切り取ると、スルスルとつながってとれます。
この方法なら、あまり手を汚さずに皮をむけますよ。

その後、上下の部分をパカっとはがすと、きれいにむけます。

皮が焦げていても、中はきれいなまま!

生とはちょっと違う色に変わっています。

寒い日にみかんを食べると冷えますが、焼きみかんなら体が温まります。

ホカホカと湯気が出ているうちに、アツアツを召し上がれ!

「イマイチな味のみかんがこんなに甘くなるなんて!」と感動することと思います。

そして、焼いたみかんの味や香りにハマると、イマイチな味ではないみかんも焼きたくなるはず!
ぜひ、試してみてくださいね。

記事を書いたのは…越野美樹。野菜のおいしい食べ方を伝授する、調理師。ワンオペ・フルタイムでも作れる簡単・時短の野菜料理が得意。講談社コクリコ、yahoo、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ提供やコラム執筆をしています。

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