イマイチな味でも捨てないで!材料ひとつ工程ひとつ「みかんを美味しく食べる方法」調理師が伝授
- 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>
調理師の越野美樹です。
みかんが美味しい季節になりました。
でも、なんかイマイチ?と思うみかんに当たることもありますよね。
美味しくないみかんを、もう我慢して食べなくても大丈夫です!
今回は、イマイチなみかんを美味しく食べる方法をご紹介します。
美味しいみかんの見分け方3選
みかんの皮をむいて食べてみたら、味が薄い、甘くないなど、「ん?」と思うことがありますよね。
イマイチなみかんに当たらないように、見分ける方法があります!
美味しいみかんのを見つけるには、3つのコツがありますよ。
①皮:色が薄かったりしなびているものではなく、ハリ・つやがあり、キメが細かく、色が濃いものを選びましょう。
②形:まんまるではなく、扁平な形のものを選びましょう。
③ヘタ:大きい緑色ではなく、小さくて茶色いものを選びましょう。
美味しいみかんを見分ける3つのコツを守って、美味しいみかんを買ったつもりでも、ハズレることはありますよね。
そんな時には、みかんを焼いてみて!
びっくりするほど甘く、ジューシーになりますよ。
「焼きみかん」のレシピ
【材料】1人分
みかん 1個
【作り方】
1.魚焼きグリルもしくはトースターで、皮が色づくまで焼く。
外側は真っ黒焦げでも大丈夫!
少し焦げるくらいまで焼くと、中までほくほくと温まります。
今回は、みかんを魚焼きグリルで焼きました。
トースターでも同じように作れます。
みかんを焼くと、生で食べるよりも甘くてジューシーなうえに、燻製のような香りが楽しめます。
焼き芋のような香ばしさもいい感じです。
焼きみかんの上手な食べ方
焼きみかん、焼きたてはアツアツなので、皮をむくときは気をつけて!
焦げていない真ん中の部分を、帯状に切り取ると、スルスルとつながってとれます。
この方法なら、あまり手を汚さずに皮をむけますよ。
その後、上下の部分をパカっとはがすと、きれいにむけます。
皮が焦げていても、中はきれいなまま!
生とはちょっと違う色に変わっています。
寒い日にみかんを食べると冷えますが、焼きみかんなら体が温まります。
ホカホカと湯気が出ているうちに、アツアツを召し上がれ!
「イマイチな味のみかんがこんなに甘くなるなんて!」と感動することと思います。
そして、焼いたみかんの味や香りにハマると、イマイチな味ではないみかんも焼きたくなるはず!
ぜひ、試してみてくださいね。
記事を書いたのは…越野美樹。野菜のおいしい食べ方を伝授する、調理師。ワンオペ・フルタイムでも作れる簡単・時短の野菜料理が得意。講談社コクリコ、yahoo、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ提供やコラム執筆をしています。