【レシピ】マンネリ解消！「里芋のおかず３選」大量消費にオススメ！

野菜の料理家・ライターの越野美樹です。

ほっくり、ねっとり、里芋が旬を迎えています。

里芋は、和風料理に使いがちですが、煮物やおみそ汁ばかりに使っていたらもったいないですよ！

今回は、マンネリを解消する里芋の大量消費レシピ３選をご紹介します。

ふきこぼれない里芋の煮方

レシピの前に、ワンポイントレッスン！

里芋を煮ると鍋からふきこぼれることがありますよね。

そんな時はさつまいもを少し入れると、あら不思議！
鍋からふきこぼれなくなります。

里芋とさつまいもを一緒に料理しても美味しいですよ。

さつまいものしっぽが少し入るだけでも、ふきこぼれません。
ぜひ実験してみてくださいね。

磯の香り『里芋の青のりバター』のレシピ

蒸し煮した里芋を、フライパンで焼くだけ！
バターの風味を加えてカリッと焼くことで、新しい里芋の食べ方が楽しめます。
青のりをたっぷりまぶすことで磯の香りも加わり、どんどん手が伸びるはず！

【材料】２人分

里芋　５個（300g）
塩　ひとつまみ
片栗粉　大さじ1
お好みの油　大さじ1
バター　10g
塩　ひとつまみ
青のり　適量

【作り方】

1. 里芋は皮をむいて縦４等分に切る。塩ひとつまみを加え、まな板の上で転がすようにしてから流水で洗い、水気を切っておく。
2. 鍋に１と100ml（分量外）の水を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にしてフタをし、柔らかくなるまで10分ほど火にかける。
3. 柔らかくなったら中火にして水気を飛ばす。

4. ボウルに３を入れて青のりと片栗粉を加え、全体にまぶす。
5. フライパンを弱火に熱してお好みの油を入れる。４を入れてバターを加え、木べらなどで混ぜながら全体が狐色になるまで炒める。
6. 塩を加えて、全体に広がるようによく混ぜる。

ホックリねっとり！『里芋のごまみそ和え』のレシピ

蒸し煮した里芋をみそなどの調味料で和えるだけ。
里芋料理はゆでてから煮つけるなど、調理に時間がかかるイメージですが、
里芋に火が通ったらすぐに取り出して調味するので、手早く仕上がります。

【材料】２人分

里芋　　　　　　100g
みそ　　　　　　大さじ1
黒すりごま　　　大さじ1

1. 里芋は皮をむいて縦半分に切り、さっと洗ってぬめりをとる。
2. 鍋に１を入れ、底から２cmくらいまで水を加える。
3. 中火にかけ、沸騰したらふたをして弱火にし、里芋が柔らかくなるまで10分ほど蒸し煮する
4. ボウルに３とみそ、黒すりごまを入れてよく和える。

煮物を美味しくリメイク『里芋の唐揚げ』のレシピ

里芋の煮物に粉をはたいて揚げるだけ！
我が家ではこの唐揚げのためにわざわざ里芋の煮物を多めに作るほど評判が良い、定番の一品です。
今回は里芋をおろしニンニクと一緒に濃いめの味つけで煮ましたが、煮物の残り物でも同じように作れます。

【材料】２人分

里芋　300g（種と皮をのぞいたもの）
ニンニク　1片
醤油　200cc（仕上げに大さじ1を取り分けておく）
小麦粉　　30g
揚げ油　適量

【作り方】

1. 里芋は皮をむいてさっと水にくぐらす。ニンニクはすりおろす。
2. 鍋に里芋とかぶるくらいの水を入れて中火にかける。沸騰したら蓋を半切りにして中弱火にする。
3. 里芋が柔らかくなったら醤油とすりおろしニンニクを加え、煮切る。
4. 粗熱がとれたらボウルに小麦粉を入れて里芋をからめる。
5. 揚げ鍋に油を入れて180℃に熱し、４を入れて狐色になるまでからりと揚げる。

里芋もいろいろな調理法で料理すると、マンネリが解消されて、家族も喜びますよ！
里芋の大量消費レシピ、ぜひお試しください。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

記事を書いたのは…野菜の苦手克服・マンネリ解消レシピが得意な料理家・ライター。編集プロダクション・出版社勤務後、約17年の惣菜店経営・料理教室講師を経て、2016年より新鮮な野菜が身近にある田舎で野菜レシピと記事を生み出している。Instagramでは、１日350g野菜がとれるレシピ、1日100g野菜がとれるお弁当を投稿中。