シンプルキッチン

【節約】光熱費急騰!地球環境のためにも炊事でやめたこと3選

2023/12/28
  • 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>

調理師・野菜料理家の越野美樹です。
本格的な冬に向かい、光熱水費が高騰してきているので、炊事の水道代やガス代が家計に響きますよね。
今回は、光熱水費を節約し、また地球に優しく炊事をするために、炊事でやめたことをお伝えします。

食器の湯洗い

ゴム手袋とスムス手袋

ゴム手袋は使っていますか? 私は以前、3つの理由からゴム手袋が苦手でした。

・ゴム手袋がゆるくて洗いにくい
・手袋の中の触感が気持ちよくない
・手袋の中に水が入る

料理教室の講師仲間から教えてもらったこの手袋を知ってから、手にぴったりとフィットするので作業がしやすく、ゴム手袋を使うことに抵抗感がなくなりました。ゴム手袋をして水で洗い物をすると、ガス代が節約でき、手荒れも防げて一石二鳥です。

さらに快適に使用するため、中にタクシーやバスの運転手さんがしているようなスムス手袋をしています。
水が入ってきたとしてもスムス手袋が吸ってくれ、触り心地も良く、炊事が楽しくなります。

メラミンスポンジ

食器洗いスポンジ

我が家では、すぐに摩耗して小さくなってしまい、どんどん買い足さなくてはいけないメラミンスポンジはキッチンに置いてありません。長く使えるスポンジを使っています。

用途によって使い分けていて、フライパンはたわし、食器や鍋の軽い汚れには手編みのアクリルたわし、鍋のこびりついた汚れには不織布の硬い部分がついたスポンジ、シンクの汚れはネットスポンジを使っています。

また、魚焼きグリルなどの焦げつきには、小さいアクリルタワシを使っています(写真真ん中上部)。人差し指と中指に毛糸を10回くらい巻きつけ、結んだだけの簡単な作りですが、これがいい仕事をしてくれます。

三角コーナー

三角コーナーも我が家にはありません。ずっと以前はプラスチック製の三角コーナーをシンクに置いていましたが、洗ってもだんだん汚れが落ちなくなってくるので不衛生で、定期的に買い替えていました。

今、私が使っているのは、ビニール袋をひっかけるステンレスの製品。キッチンで場所をとらず、作業の場所も減るからです。汚れることもほとんどないので、お手入れが楽です。ゴミの重みでビニールがズレるので、大きめのビニールを使えばOK。

コンパクトに置けて、ビニール袋をかければ汚れることもほぼないので、毎日さっと洗うだけでずっと使えます。

長く使えるものを選ぶ

物価高・光熱費急騰などの問題、地球の温暖化などの問題など、持続可能な暮らしを続けるために、なるべく長く使えるものを選び、節約していきたいものです。

キッチンでできる小さな工夫を、試してみませんか?

記事を書いたのは…越野美樹
野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理、自然住宅・田舎暮らし・SDGs、暮らしの節約術など、レシピやコラムでご紹介しています。

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