【築古物件】「古い」「狭い」を味方に!築古物件だから似合うインテリア素材
こんにちは。築古物件で暮らしを楽しむ、団地マニアのサンキュ!STYLEライターhikari(ひかり)です。
築年数の古い物件に住んでいると、古さや狭さ、経年の汚れなどどうしてもデメリットにばかり目が行きがち。
「うちは古いからインテリアなんて楽しめない…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
私も、インテリア雑誌やSNSを見ては「新しいおうちだからできるんでしょ」と後ろ向きになっていました。
そこで、少しでもおうちを好きになりたくて試したのが「素材にこだわる」こと。
取り入れる素材によって、お部屋の古さを引き出したインテリアを楽しめるんです。
そこで今回は、築古だからこそ馴染む素材と、その選び方をご紹介します。
築古だから…とインテリアをあきらめている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
木材・木製品
柱や扉などに木材が使われていることが多い築古物件。
インテリアにも木製のものを取り入れると、一体感が出ます。
テーブルやキャビネットなど、大きめの家具で木製品を取り入れると良いですよ。
ポイントは「ツヤがないもの」を選ぶこと。
築古物件では、ツヤがあるとお部屋の中で浮いてしまいます。
加工の際にツヤ消しを施してあるものや、無垢材がおすすめです。
とはいえ、いきなり大きな家具に変更するのは大変ですよね。
そんなときは「リメイクシート」の出番です。
お手持ちの家具にリメイクシートを貼れば、木製品に近づきます。
リメイクシートを選ぶときもできるだけツヤのないものを選びましょう。
エンボス加工をしてあるものは、より本物の雰囲気に近づくのでおすすめです。
100円ショップだとダイソーが品揃え豊富ですよ。ぜひ覗いてみてくださいね。
金属
金属、特にアイアンや真鍮は築古物件によく似合います。
家具や照明、小物の一部分に使われているだけでも雰囲気よく見えますよ。
注意したいのは、ギラギラと光ったメタリックな金属製品は避けることです。
築古物件には自然な素材が似合うもの。人工的な雰囲気のものはお部屋で悪目立ちしてしまいます。
お手持ちの金属製品に塗料を使ってアイアン風にリメイクするのもおすすめです。
アイアン質感を出せる塗料です。
金属はツルツルしていて塗料のノリが悪いので、こちらを塗る前に「プライマー」という塗料の定着をよくするものを塗ってから作業に入るのが良いですよ。
専用の塗料を使わなくても、ブラックのアクリル絵の具やツヤ消しのペンキで塗ってもアイアンの質感に近づけられますよ。
100円ショップでも手に入る「黒板塗料」もおすすめです。
布
カーテンやちょっとした目隠しなど、あると便利な布。
築古物件で選びたいのは「コットン」や「リネン」など自然素材の布です。
特にお部屋で目に触れることが多いカーテンは、素材によって雰囲気が大きく変わる部分。こだわって選びたいところです。
一方で、100%自然素材だとお値段的に手が出ないこともよくあります。
そんなときはリネン「風」のような製品を選ぶのも良いでしょう。
ただし、化学繊維はものによってツルツルとした質感のものがあります。
できればお店で見て触って選びたいところですね。
IKEAのカーテンは化学繊維でも築古物件に似合う雰囲気のものが多く、おすすめです。
ガラス
ガラス製品も古いお部屋によく似合います。
古くて狭いお部屋はどうしても暗くなりがち。
ちょっとした小物でガラスを取り入れると、お部屋に抜け感が生まれます。
タイミングによっては光が反射して趣のある佇まいも楽しめますよ。
ガラスにもいろいろありますが、ぽってりとした質感のものが特におすすめ。
アンティークなど古びた雰囲気のガラス製品は、築古物件にベストマッチです。
築古物件のインテリアは、素材で楽しむ!
インテリアをガラッと変えるのはなかなか難しいことですが、新しいものを取り入れるときには素材にこだわってみてください。
選ぶときのポイントは「ツヤがない、自然なもの」。
自然素材を取り入れて、築古物件にしか出せない雰囲気を楽しみましょう!
◎記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターhikari
築古物件が好きな転勤族。元マキシマリストで汚部屋の住人。繰り返す引っ越しを楽にしたくてものを手放すうちに、身軽な暮らしの快適さに目覚める。
築古賃貸で心地よく暮らすアイデアを提案しています。