【多肉植物】初心者におすすめ!「セダム」の魅力と基本の育て方&おすすめ品種3選
こんにちは。多肉植物とともに暮らして10年、サンキュ!STYLEライターのhikari(ひかり)です。
「植物を育ててみたいけれど、毎日忙しくて手間をかけられない…」そんな方におすすめなのが、多肉植物「セダム」です。
お庭やベランダで気軽に育てられるセダムは初心者でも失敗しにくく、お世話が簡単。
種類が豊富で、葉の形や色を楽しめるのも魅力です。
この記事では、セダムの魅力や育て方、初めてでも安心して育てられる品種をわかりやすくご紹介します。
これからガーデニングに挑戦したい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
セダムってどんな植物?
ぷくぷくとした小さな葉が特徴の多肉植物「セダム」。
庭やベランダで気軽に育てられる丈夫な植物で、多肉植物の中でも初心者にぴったりの種類です。
セダムは、乾燥に強くて手間がかからないことが魅力。
植物を育てる経験がない方でも挑戦しやすいのがポイントです。
種類が豊富で見た目のバリエーションが楽しめるのも人気の理由。
これからの季節はカラフルに紅葉した姿もかわいいですよ。
地植えでグランドカバーとして使ったり、小さな鉢に植えてベランダで育てたりと用途もさまざま。
身近なスペースにちょっとしたグリーンを取り入れられるので、ガーデニングの最初のひと鉢としてもおすすめです。
初めてでも安心!セダムの育て方
セダムは基本的に屋外向きの植物。自然の風や太陽の光に当てることで、元気にかわいく育てられます。
育て方のポイントを押さえておけば、失敗する心配が少ないのもポイント。
以下ではセダムの育て方のコツを3つご紹介します。
日当たりと置き場所
セダムの管理には、日当たりが良く風通しの良い場所がベスト。
ベランダやお庭でも特に日当たりの良いところで育てると、セダムらしいぷくぷくした葉がきれいに育ちます。
ただし、真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるので、半日陰に移動させるか遮光ネットを使うと安心です。
水やり
乾燥に強いセダムは、水やりの頻度が少なくて済むのがポイント。
仕事や家事、育児に忙しい方にはうれしいところですよね。
水やりのタイミングは土が完全に乾いてから。その際には鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えてくださいね。
梅雨などの雨が多い季節は、水やりを控えるのが上手に育てるコツです。
土と鉢の選び方
セダムには水はけの良い土が必須。市販の「多肉植物用の土」を使えば失敗しにくいです。
鉢植えで育てる場合は、底に穴がある鉢を選びましょう。地植えの場合は、雨水がたまりにくい高めの場所を選ぶと良いですよ。
セダムは丈夫で育てやすい植物ですが、蒸れには弱い性質です。
特に梅雨時期は風通しを確保することを心がけてくださいね。
初心者におすすめ!セダムの人気品種3選
セダムには数えきれないほどの種類がありますが、今回は人気品種の中から初心者さんにも育てやすいものを3つご紹介します。
お庭やベランダで彩りを添えてくれること間違いなしです!
パリダム
小さな葉がもこもこと茂り、グランドカバーとしても優秀な品種。
日当たりの良い場所でぐんぐん育つので、お庭のアクセントにぴったりです。
鉢植えにしてまあるく仕立てるのもおすすめですよ。
暑さにも寒さにも強く、初心者でも育てやすいのが魅力。
紅葉するとうっすらピンクに色づきます。
ダシフィルム
ブルーグリーンの繊細な葉が美しいダシフィルムは、シンプルで上品な雰囲気が特徴。
地植えにすると広がりやすく、お庭を涼しげに演出してくれます。
小さいサイズ感は、寄せ植えの隙間を埋めるのにもぴったり。
個人的には、カットしたときの香りがヒノキに似ていて癒されます。
ダシフィルムはセダムの中でも特に生命力が強い品種。
「増えすぎて困る!」と悩んでしまうくらいよく増えてくれますよ。
リトルミッシー
淡いグリーンに小さなハート型の葉がかわいいリトルミッシー。
紅葉すると葉の縁にピンク色のステッチをしたように色づきます。
見た目の愛らしさだけでなく、丈夫さも兼ね備えているのも良いところ。
鉢植えでベランダのアクセントにしたり、お庭の隅に植えて華やかさをプラスしたりと活躍の幅が広い品種です。
ちょっと細かい話をすると、リトルミッシーは「クラッスラ属」という分類のため厳密にはセダムではありません。
しかし繊細なサイズ感や育て方、生命力がセダムとほぼ同様のためほとんどのお店ではセダムコーナーで売られています。
多肉好きの中でもリトルミッシーはセダム扱いをされていますよ。
強い&かわいいセダムは多肉初心者の味方!
セダムは屋外で育てるのに最適な多肉植物。
日当たりの良いお庭やベランダがあれば、手軽に育てられます。
乾燥に強く水やりやお手入れが少ないため、初心者や忙しい方でも安心です。
今回ご紹介したほかにも、セダムは種類が豊富。
ホームセンターや園芸店で手に入るので、ぜひお気に入りを見つけて暮らしに取り入れてみてくださいね!
◎記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターhikari
多肉植物に魅せられて10年目、築古賃貸の狭いベランダで栽培を楽しむ「タニラー」。所有数は最大で300種類。転勤族のため引越しのたびに少しずつ減らし、現在はおよそ150種類の多肉植物と共に暮らしている。
メディア出演:「ヒルナンデス!」(日本テレビ)
書籍掲載:「ナチュラルガーデニング2019」(学研プラス)、「GreenSnap 多肉植物&グリーンのDIY」(主婦の友社)、「RoomClipのGREENインテリア」(学研プラス)他