【滞りを作らない】目指すは循環する台所

2024/12/07
  • シンプルで小さな暮らしの中で、工夫して家族とゆとりを持って楽しく暮らす子ども4人の母さん もっと見る>>

こんにちは!色々と手放してラクしたいサンキュ!STYLEライターの冨永ゆきです。5人の子どもたちを育てながら7人家族で暮らしています。

みなさんのおうちの台所は「循環」していますか?
食べ物を扱う台所は家族の活動を支える大切な場所。生活の「要(かなめ)」とも言えます。

しかし、毎日使う場所だからこそ、徐々に出来ていく「詰まり(不要なもの)」に気づきにくいものです。台所も「体」と同じく「循環」するのが理想。「詰まり」を一つ一つ取り除いていきましょう。
台所に立ちたくない、料理をしたくないという方、もしかしたら状況が変わってくるかもしれません。

食器棚の詰まり

食器棚に「詰まり」があるとスペースにゆとりが無くなり、取り出しにくく片付けにくい状態になります。
以下のようなものは手放してもよいかもしれません。

・家族の人数より多すぎるコップ
・使う機会がない食器
・気に入っていない食器

食器は腐ったり、劣化することがないので思いきらないと手放すタイミングはやってきません。見切りをつけて家族に必要な食器だけを残すようにすれば快適な食器棚になります。

冷蔵庫の詰まり

時々こんな風にガラガラになるのでモノをよけずとも庫内掃除ができます。

冷蔵庫の「詰まり」も食器棚と同じく、詰まっていると取り出しにくく、そして新しい物が入らなくなります。
しかも、食べ物の期限切れや、庫内の汚れに気づきにくく、衛生的にも良くありません。食べ物を手放すのは心苦しいことですが、失敗は誰にもあります。今後は繰り返さないようにと心にとめて潔く手放します。冷蔵庫にこんな食品はありませんか?

・買ってみたものの口に合わず捨てるには罪悪感がある食品
・いつまでも使い切れない調味料
・場所を取っている期限切れの冷凍食品

食品に関しては「買い足す」前に「使い切る」を心がけるとロスが減りますよ。我が家では週一の個人宅配の日を目安に、新しい食材が来るまでになるべく食べ切るようにし、スペースが空いたら庫内を拭くようにしています。ポイントは、食べ切れる量を毎回注文するようにすることです。

収納棚の詰まり

キッチンツール・よく使うものは「吊るす」収納

台所にはたくさんの収納スペースが備え付けられています。吊戸棚や引き出しの中身を確認してみると「こんなものあったんだ!」と言うことがよくあります。「詰まり」があると探し物も中々見つかりません。使いやすい台所を目指して、余白を作ってみましょう。以下のような不用品はありませんか?

・すでに使わなくなったキッチン家電、調理器具
・子どもが小さいころに使っていたグッズ
・無料でもらったけど使わない便利グッズ
・多すぎる保存容器

とりあえず置いておくのは「あり」です。でもしばらく経っても使わないなら、それはきっと今後も使われる可能性は低いです。少ない可能性のために、必要なものが使いづらくなるのはもったいないと思いませんか?

まとめ

家も台所も「体」と同じく「循環」するのが理想。「詰まり」があると不調を起こします。溜め込んでいたものを見直したり、手放していくと、不思議と料理を楽しめるようになったり新たなアイデアが湧いたりしていきます。「この食材を使い切るためにこんな料理を作ってみよう」とか、「これで久々にあれを作ろう」とか。
わりと人は「足す」ことに目が行きがちで、今すでに自分が持っているものを忘れがちなのです。

私もついつい怠りがちですが定期的な台所の「詰まり」点検をぜひおすすめします。


【この記事を書いたのは・・・冨永ゆき】
日々をラクにすべく、何か手放せるものはないか考えることが趣味もうすぐ40才五児の母です。
『あるならあるなりに、無いなら無いなりに』がモットー。

【活動実績】
「サンキュ!」企画
「年末までに10万円貯める」企画:2020年銅賞、21年金賞

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