知れば使いたくなる「お麩」の魅力
こんにちは!色々と手放してラクしたいサンキュ!STYLEライターの冨永ゆきです。5人の子どもたちを育てながら7人家族で暮らしています。
みなさんは「お麩」を普段の食卓で使うことはありますか?
我が家では乾物をよく利用しますが、「お麩」は実は今まであまり出番のない食材でした。ふわっとして食べ応えがあるわけでは無いし、栄養もあまり無さそうというイメージを勝手にもっていました。しかし、最近子どもが「入れて欲しい」と言って購入したことをきっかけに、お麩の魅力を知り、常備食材として取り入れるようになったのです。
今回はきっとみなさんも今後取り入れたくなる「お麩」の魅力をご紹介します。
お麩って何から作られてるの?
お麩の原材料は小麦粉。小麦粉と水を練り、デンプン質は洗い流して「グルテン」のみを抽出します。これに再び小麦粉を加え形成して焼いたものを「焼き麩」といい、グルテンにもち米粉を加え形成し、蒸したり茹でたりしたものを「生麩」といいます。
「お麩」には様々な大きさ、形や色のものがあり、全国各地でその土地ならではのお麩が種類豊富にあります。
お麩の栄養
軽くて栄養がなさそうに思いますが「お麩」は実はヘルシー食材なんです。
「グルテン」は植物性たんぱくが豊富で、製造過程の中でデンプン質をカットしているので低カロリー、ナトリウムやカルシウム、鉄や亜鉛などのミネラル類も含まれています。
日本の伝統食品として昔から食べられており、「貴重なたんぱく源」として精進料理に使われてきました。ダイエッターやベジタリアンにも「お肉のかわり」として注目されているのです。
お麩を使おう
一般的に和食の汁物に入れるイメージのお麩ですが、お麩自体の味は淡泊なので、どんな料理にも使えます。
今の季節はなべ物にいれてもよいですね。ふわっと柔らかい食感は料理のアクセントとなり、花形や星形などの飾り麩は子どもたちにも人気です。
柔らかいので細かく砕いて離乳食や介護食にも使えますし、ハンバーグのつなぎや天ぷらの衣などに使うとふっくらと仕上がります。
お麩でお菓子作りも出来ます。フレンチトーストやラスクを作ったり、丸い「もち麩」をおしる粉のお餅のように入れてもいいですよ。
まとめ
今回は日本の伝統的な加工食材「お麩」をご紹介しました。「焼き麩」は乾物なので常温で長期保存可能です。そのままで食べるとすごくあっさりしたパンのようで、非常食にもよさそうです。
ぜひ常備食材の一つとして普段の食卓に取り入れてみてくださいね。
【この記事を書いたのは・・・冨永ゆき】
日々をラクにすべく、何か手放せるものはないか考えることが趣味もうすぐ40才五児の母です。
『あるならあるなりに、無いなら無いなりに』がモットー。
【活動実績】
「サンキュ!」企画
「年末までに10万円貯める」企画:2020年銅賞、21年金賞