こんなにウケるとは…! 【おすすめ絵本】笑い声が廊下に響くほど、小学一年生が盛り上がったお話・3選
絵本大好きママ・こうむらゆうこです。
元児童書・教材編集者で、現在は小学校にて読み聞かせボランティアを行っています。
今回は、小学1年生に読み聞かせをした中で、めっちゃくちゃウケた絵本3冊をご紹介。
馴染み深い昔話と、ちょっぴり変わった創作絵本なので、ぜひお子さんと読んでみてくださいね。
ねずみのよめいり【小学館】
ねずみさん一家が、娘のために世界一のお婿さんを探す昔話です。
明るく華やかなイラストで、ページをめくるたびにワクワクします。文章は長いけれど、繰り返し要素がコミカルに強調されていて、1年生でもしっかり集中できますよ。
■ウケたポイント
①予想外のお婿さん候補が出てくるところ。
「えー!!なんで!?」「ぜったい違う〜!」と、教室内では絶叫and爆笑でした。
②次のお婿さん候補を考える時のお父さんの口ぐせも、かなり好反応!
ちょっと、困った身振りをつけてあげると、さらに盛り上がりますよ。
ぶたのたね【絵本館】
どうしてもぶたが食べたいオオカミさんの奮闘を描く創作絵本です。
アジのある主人公だけでなく、キャラの濃い博士も登場。声色を変えて読むと、それだけでウケます(笑)
子どもの頃に大好きだったので、ぜひ読んでほしいなと思いチョイスしました。
■ウケたポイント
①冒頭から大爆笑!
「豚より〇〇なオオカミさん」の設定が、子どもの心をグッとつかみます
②オオカミが不思議な種を育てる様子も笑いのポイント。
いったい、どんな実がなるのかは、読んでみてのお楽しみです。
おしりびより【WAVE出版】
行楽日和、洗濯日和など、数ある「〇〇びより」の中で、このお話では空におしりが出てきます。
ほのぼのしたイラストのユニークな創作絵本です。
入学したばかりで緊張している子どもたちも、思わず大爆笑しちゃう一冊です!
■ウケたポイント
①表紙とタイトルから大爆笑!
「なんでやね〜ん!」と突っ込む子も、とにかく「おしり」と聞くだけで笑っちゃう子も多くて、どのクラスでも大人気でした。
②おしりの種類が豊富なので、クイズにすると盛り上がります
おしりの知識が増えたら、ぜひペットちゃんや動物園などで本物を見てみてください。
「顔や体の模様は知っていても、おしりには注目したことがなかった!」という方、多いと思いますよ♪
河辺のシーンなど、脇役たちの行動も楽しいです。2回目以降は、細かいネタを拾ってあげると、より楽しく読めると思います。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLE ライター・こうむらゆうこ
元えほん・教材編集者。本&マンガ好きが高じて出版社へ。低年齢児向けの書籍、ワークやすごろく等を多数編集。ヨーロッパの日本語教室にて、昔話を使った授業アシスタントも経験。現在は、主婦ライターのかたわら、読み聞かせボランティアとしても活動中。