やる気に頼らない!最適アイテムと仕組みづくりで叶える小掃除習慣<朝編>
- 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>
こんにちは。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。
「大掃除」というワードを頻繁に目にする時期になりましたね。でも、小掃除が日課のわが家は、特別な掃除は最低限。その小掃除も自分のやる気に頼らず、仕組みづくりと最適アイテムで習慣化しています。
そうすれば、そもそも汚れがたまりにくいから、大がかりな掃除は不要に。もちろん、日々スッキリした空間で気持ち良く過ごせるのが一番のメリットです。
今回は、そんなわが家の小掃除ルーティーン<朝編>をご紹介します。
5:30 トイレ→洗面台掃除
朝起きてトイレへ行くついでにまずはトイレ掃除から。
いろいろなトイレクリーナーシートを試したなかかで、今のマイベストはエリエールの『キレキラ!』。ほど良い厚みで破れにくく、お値段もちょうどいい(Amazonでは詰め替え用が20枚¥378)。
さらに、わたしは1枚のシートを半分に切って使うから、1回あたり約¥9と高コスパ。シートが残り少なくなっても乾きにくいのもお気に入りポイントです。
壁と床をザっと拭いたら面を変えて、便器のフタ→側面→便座の順に。時間にして1分ちょっとでキレイをキープできます。
シートは手洗いボウル下にほかの掃除グッズとまとめて収納。ストレスなく取り出せるから、ちゃんと目覚めていない朝でも自然と身体が動きます。
スキンケア&メイク終わりにするのは、洗面台の小掃除。
洗面台横に引っかけている100均のマイクロファイバークロスで、鏡や洗面台まわりの水はねを拭きあげたら、そのまま洗濯機にポイ。新しいものに交換して、日中の水はねが気になる時にもちょこちょこ拭くようにしています。
次に、洗面ボウルをスポンジでサッと洗うのが日課。スポンジは、1歩で届くお風呂のものと兼用です。ニトリの『泡立ち・水切れのよいバススポンジ(¥299)』は、そのままバーにかけられる形とシンプルな見た目、へたりにくい材質が好み。
たいていは水でこするだけで十分だけれど、洗剤が欲しい時は、これまたお風呂用の無印良品『お風呂用 泡クリーナー(¥499)』を。水回りで汚れの種類も似ているから、モノと収納を増やさなくて済む兼用スタイルが、わが家にはぴったりです。
7:30 テレビ台まわりのホコリ取り
朝食の食器を食洗機に入れたら、食後の掃除スタートです。
最初は、テレビ台まわりのホコリ取りから。
テレビ裏にフックを取りつけてハンディワイパーを忍ばせておけば、掃除へのハードルがぐんと低く。テレビまわりから始めて、そのまま棚全体→窓台まで一気に済ませても1分弱で完了!
ここでは、ウェーブの『ハンディワイパー(¥220)』を使っています。使い捨てタイプだから、はたきそのもののお手入れが不要なのがメリット。月末に洗濯機やピアノの下なんかの大物のホコリを取ってから、新しいシートに交換するのがルーティーンです。
7:35 掃除機がけ
朝食後は、ダイニングテーブル下にパンくずが落ちているのがお決まりの光景なので、掃除機がけは必須。
すぐに使えるよう冷蔵庫横にスタンバイさせているマキタのコードレスクリーナー片手に、キッチンからスタートして、各部屋を順にまわります。
4LDKのわが家の場合、かかる時間は5~6分ほど。ちょい置きされているモノがある時は、定位置に戻す作業も同時進行すれば、この段階で家全体がだいぶスッキリ。
7:45 床の水拭き
リビングダイニング、キッチン、洗面所の3か所は、床が特に汚れやすい場所です。
キッチンの床は、料理中のアブラの飛び散りが。家族が集まるリビングダイニングの床は、足裏の皮脂がつきやすいし、ダイニングテーブル下は食べ物のアブラがついていることもしょっちゅう。洗面所の床は水が飛んでいたり、何となく砂っぽかったり。
全部屋を水拭きする余裕はないけれど、この3か所だけでも習慣にすれば、快適に過ごせる上、他の部屋に汚れが運ばれることが減って、全体的に汚れにくくなる効果も。
頼りにしているのは、100均のマイクロファイバーぞうきんと、AURO(アウロ)の『フローリングワックススプレー(¥1,650)』。
掃除機がけ終わりにそのまま水拭きに移れるように、ぞうきんを取りつけるフローリングワイパーはコードレスクリーナー横に、ぞうきんとスプレーはまとめてキッチン収納の一角に定位置を設けています。
8:00 玄関掃除
朝小掃除の締めは玄関掃除。ホウキで砂やホコリを掃き出すだけの簡単なものです。
わが家は二世帯住宅で、生活は2階部分だけで完結するので、掃除のためだけに階段を下りるのは面倒すぎる。だからこそ、子どもたちの見送り&ゴミ出しついでに済ませるのが最適解。
ここでのマイベストは、無印良品の『掃除用品システム ほうき(¥690)』と、別売りの木製ショートポール(¥1,490)の組み合わせ。収納が少ない玄関でも場所を取らずにしまえて、ちりとり(¥390)にセットすれば毛先が傷みにくいのがお気に入りポイントです。
日々の小掃除習慣で大掃除は手放せる
この流れでこなしても、全体でかかる時間は20分程度。最適なアイテムと仕組みさえ整えれば、やる気がない日でも淡々と取り組めます。
ただでさえ忙しい年末。少しでもゆとりを持って過ごすために、小掃除習慣始めてみませんか。
◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしをちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。