明日の自分を助ける!食材買い出し後30分のちょこっと家事貯金
- 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>
こんにちは。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。
朝昼晩、毎日続く食事づくり。しんどく感じる日も少ないからこそ、料理に向かう気持ちを軽くする小さな工夫を仕込んでいます。
その「工夫」も頑張り過ぎると続かないから、塩梅が難しいところ。
今回は買い出し後の30分でできる、ちょこっと家事貯金をご紹介します。食材の片づけと同時進行できる小さな先取り家事が、後の自分を助けてくれるはず。
野菜は袋から出して水洗いする
プラスチックの袋やパック、フィルム、ネットなど、スーパーで売られている野菜には包装がつきもの。
買ってきたままの状態で冷蔵庫に入れてしまうと、毎回料理のたびにパッケージを開けて洗うところから始めなくてはいけません。
わたしの場合、この最初のひと手間がハードルになって、面倒くさい気持ちが大きくなりがちでした。さらに、袋の中に水滴がついていたり、野菜が濡れていたりすると、腐る原因になることも。
そこで、「野菜は包装を外して洗う」をルーティーンにしています。
やり方はいたってシンプル。包みを外して水洗いするだけです。洗い終わったものから食器用の水切りカゴにのせていき、キッチンペーパーで水気を拭きとってから保存容器や袋に入れて冷蔵庫へ。
ミニトマトはこのタイミングでヘタを取るようにしています。いも類はしっかり乾かしてから夏場は冷蔵庫、それ以外の季節は常温で保存。
こうしておけば生で食べる野菜はもちろん、調理が必要なものも出番が来たらすぐに使えて◎。シンクが泥で汚れるのも一度で済むし、野菜室が汚れにくくなる効果も。
冷蔵庫を開けて目に入るのが、すぐに使える状態の野菜だと気持ちが格段にラク。料理のとっかかりがつくれる、欠かせない習慣です。
野菜はまとめてゆでる
余力がない日はパスすることもあるけれど、ここまでできると最高なのが、野菜のまとめゆで。
わが家では、小松菜やほうれん草、ブロッコリーなどはゆでて調理することがほとんどなので、買って来たらすぐに全部ゆでてしまいます。
野菜を水洗いしている間にお湯を沸かしておき、アクの少ないものから順番に。ゆで上がったら水気を切って冷まし、青菜は使いやすい長さに切ってから保存容器に入れて冷蔵庫へ。
味つけをしていないからどんなメニューにもアレンジできて、使い勝手抜群。単品で副菜にしても良し、何かにちょい足ししても良し。時間がない時でも簡単に彩りと栄養バランスを整えてくれる、頼れる存在です。
不要なパッケージやシール類は外す
納豆や豆腐、キャンディチーズなどはパッケージを外して、ハムやベーコンはシールをはがしてから冷蔵庫内の定位置へ。
野菜と同じく、包装は最小限にしておくのが使いやすくするポイントです。
これを済ませておくと、冷蔵庫を開けたらすぐ手に取って使えるから、料理の出だしがスムーズ。流れを止めることなく作業が進められてストレスフリーです。
さいごに
食材の買い物は時間も体力も使うから、後でラクするためとはいえ、帰宅後につくり置きまで仕込むのはなかなか大変。
その点、今回ご紹介した3つは疲れていても無理なくできることばかり。簡単なのに時間と気持ちのゆとりを生み出す効果は大きく、ごはんづくりのハードルがぐっと下がります。
明日の自分を助けるためのちょこっと家事貯金、とってもオススメです。
◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。