小学生の娘2人との4泊5日完全ワンオペ旅!「やって良かったこと」リスト

2024/07/05
  • 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

子どもがずっと家にいる夏休み。どんな過ごし方を計画されていますか。

わたしの夫は船員で、一度船に乗ると3〜4ヵ月は帰宅できません。乗船スケジュールによっては、夏休みを丸々ワンオペで過ごさなければならない年も。

昨年がまさにその状況でした。当時小1、小4の娘2人とどう過ごそうか悩んだ末に、やってみたのが4泊5日の江の島旅。

1人で子どもたちを連れての泊まりは、帰省以外では初めてでしたが、親子ともに大満足の結果に。

今回は、そんな旅行で「これやって良かった!」と感じたポイントをご紹介します。

アパートの1室を借りてステイする

子どもたちもすっかりお気に入りの「お家」に。※写真はオーナーに掲載許可をいただいています

宿泊先に選んだのは、民泊仲介サービス『Airbnb(エアビー)』で見つけた、海近のアパートの1室。

海水浴場や新江ノ島水族館まで徒歩5分の好立地で、ハイシーズンにもかかわらず、1人あたり1泊約8,000円とリーズナブルな料金でした。

旅行費用の大部分を占める宿泊費を抑えられると、滞在期間を延ばしたり、浮いた費用をアクティビティにまわしたりと、過ごし方の幅が広がりますよね。

食事はついていないので自炊がメインでしたが、子どもたちの食欲や気分に合わせて調整できて、お腹の調子も崩しにくく、むしろ良かったくらいです。地元のスーパーへの買い出しや、いつもと違うキッチンでの料理も、ちょっとしたイベントに。

そして大活躍してくれたのが、備えつけの洗濯機。汗が気になる季節も毎日洗濯できるから、洋服を清潔に保てるうえ、持参する枚数も減らせて大助かり。疲れがピークの旅行帰りに、大量の洗濯物と格闘するストレスも手放せました。

非日常を味わうのが旅の醍醐味ではあるけれど、子どもがいるとなかなかそうはいきません。キッチンや洗濯機など、日常のあれこれがそろっているアパートは過ごしやすく、今年の夏の宿泊先もAirbnbで探したほどハマっています。

あえて旅先でのスケジュールは決めない

観光名所を巡る旅行では、常に時間を気にしなくてはいけないし、予定通りにいかないとイライラ。リフレッシュするはずが、かえって疲れてしまった苦い経験が。

そこで、5日間の江の島旅では、生活拠点を移したような感覚で、暮らすように過ごしてみることに。

毎朝、その日の天気や気分に合わせて大まかな過ごし方を子どもたちと決め、お昼の疲れ具合で午後の予定を微調整。

結果、ほぼ毎日水族館と海で過ごすことになりましたが、子どもたちは次の予定に合わせて遊びを切り上げる必要がなく、心ゆくまで楽しめたし、わたしものんびり。

旅行中は高めのテンションや慣れない環境で、気づかないうちに疲れがたまるもの。「せっかく来たんだから…」と無理をしがちだけれど、縛りのないスケジュールにしておけば、いくらでも変更OK。心身ともに万全の状態で旅を楽しめます。

そのほか便利なもの・こと

小児科と避難場所をチェック

常時スタッフがいるタイプの宿泊先でないこと、大人が自分1人なこともあって、最寄りの小児科と避難場所は事前にチェックしておきました。

幸いどちらも使う機会はなかったけれど、あらかじめ把握しておくだけで安心感が違います。

アレクサアプリを活用

娘たちの旅行の必須アイテムは、AmazonのFireタブレット(キッズモデル)。移動中に本を読んだり、旅先で写真や動画を撮影したりと大活躍です。

親のスマホにアレクサアプリを入れておけば、キッズタブレットとスマホ間で通話ができるのをご存知ですか。

娘たちにはまだ携帯を持たせていませんが、この機能を使えば外出先でもコミュニケーションが取れてとっても便利。

江の島旅では娘たちがアパートで休憩している間に、わたし1人でちょっと買い物に行く場面が。そんな時でも連絡を取る手段があると安心です。

さいごに

お昼ごはんの準備にはじまり、親にとってはどう乗り切るかが悩ましい夏休み。子どもたちの年齢やその時々の興味、親のスケジュールに予算などなど、毎年条件も変わるから、過ごし方を考えるのが難しいですよね。

昨年の夏休みは丸々夫が不在だったけれど、今回ご紹介したポイントを押さえたことで、初めてのワンオペ旅もあまり気を張らずに楽しめました。

今年の夏も、この時の経験を活かした旅を目下計画中です。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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