【中古マンション】低予算で自分好みにリフォームするコツ・5選

2024/01/22
  • 「好きがあると暮らしは楽しい」を掲げ自分らしい家づくりのヒントを発信するルームスタイリスト。低予算リフォームで、家族の今と未来の暮らしを見据えたアイデアをワーママ目線で、毎日投稿中!もっと見る>>

夫、5歳息子と3人で暮らすワーママ、ルームスタイリストのmiho_livingです。
わが家は3年前に中古マンションを購入しました。
物件価格に大半の資金を投入したため、内装費の予算は150万。
それでも、自分好みの住まいを叶えました。
今回はそのコツをお伝えしていきたいと思います。

1.リフォームとリノベーションの違いを知る

よく混同されがちになるのですが、この2つには大きな相違があります。
まずリフォーム一言でまとめると「現状回復」
新築の状態に戻すことを意味します。
対し、リノベーションは「刷新」
新築時超えの内装や設備を伴う工事となります。
昨今は、中古マンションの余剰背景と、自分らしい住まいを求める若い世代の
マッチングが功を奏し、リノベーションがトレンドとなっています。

わが家は、前者のリフォームを選択しました。
というのも、資金面において差が出るからです。
リノベーションは600万からの施工が大半。1,000万程度が相場と言われています。
夫婦共働きで利便性を重視する私たちは内装よりも物件自体に価値を求めるため、
低予算での施工を希望しました。

内装費150万を限度としながら、最大限自分好みになる住まいを目指しました。

2.古すぎない物件を選ぶ

これが低予算リフォームを実現できた最たるコツです。
わが家は築15年のマンションを選びました。
現状の設備を生かし、壊さずに内装を変えていくことで、大幅に予算を削減することができました。

住宅購入は気分も高まり、グレードをアップを望んでしまいがち。
ただ、暮らしは購入後から始まります。
生活を圧迫せず、余裕ある住宅資金を設定すること。
そして、住みながら自分たちに本当に必要な設備を見極め、アップデートしていくことに決めました。

3.優先順位をつけて予算設定にメリハリを

SNSや雑誌等々、素敵なお家ばかりに目がいきます。
自宅にも取り入れたくなりますが、予算設定で現実を知ることに。
施工会社の担当の方に限度額を先に伝えました。

まずはやりたい工事を全て挙げ、削っていく作業を繰り返す。
そして、優先順位を絞り込むことで夫婦間の好みを擦り合わせました。
当初は、無垢床材や棚を造作にしたい。と夢もありましたが、代替品を知ることで、
諦めるのではなく落とし所をつけながら、メリハリある予算設定を組みました。

ヘリンボーンの床材に憧れていた私たち。
塩ビフロアタイル施工で予算を大幅に削減できました。

家中央のドアは、唯一全交換をした建具です。
1枚の扉が違うだけで大きく空間が変わりました。

4.水まわり・間取りは現状維持

水まわりのリフォームは300万〜が主流と言われています。
まだまだ使用できる設備を活用することで予算減額。
例えば、システムキッチンは現況のまま。
床材、棚色、キッチンパネル、照明を変更することで自分好みの空間になりました。

従来の間取りをスケルトンにしてリノベーションする。
これもまた魅力的かもしれません。
しかし内覧時に不都合さを感じなかった為、現状維持を選択しました。
「3人家族、2LDK」部屋数も問題なし。使いやすい間取りで快適です。

5.施主支給を活用する

施主支給にはメリットとデメリットがあります。
自分で仕入れることで、安く購入が出来ます。
そして、より自分好みのリフォームが可能。
しかし、その責任は施工会社ではなく施主にあります。
破損等があった場合は自身でやり取りが必要になります。
わが家はメリットに魅力を感じ、施主支給を多く活用しました。

アイアンバーは見た目だけでなく使い勝手も最高。
洗濯時はもちろんのこと、来客時にも活躍できるアイテムです。

スイッチカバーも交換。
日常で使うアイテムを好きなデザインにすることで、気分良く過ごせます。

最後に

中古マンションのココが気になる!をリフォームで解消し、
自分好みの内装にしました。
優先順位をつけ予算設定にメリハリをつけることで低予算を実現できました。
3年目のわが家、これからも暮らしを楽しんでいきたいです。

◎この記事を書いたのは・・・
ルームスタイリスト・整理収納アドバイザー:miho_living
5歳児を育てる、ワーママ。
『好きがあると暮らしは楽しくなる』をテーマに
低予算リフォームや気軽に試せるインテリア、
日常の子育て風景を発信中。

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