嫌〜なジメジメ期を乗り切る!インテリア空間の作り方・5選

2025/06/04
  • 「好きがあると暮らしは楽しい」を掲げ自分らしい家づくりのヒントを発信するルームスタイリスト。低予算リフォームで、家族の今と未来の暮らしを見据えたアイデアをワーママ目線で、毎日投稿中!もっと見る>>

「好きがあると暮らしは楽しい」
ルームスタイリスト・サンキュ!styleライターのmiho_livingです。

ジメジメした高温多湿の季節は、体調が優れず、同時に気分も落ち込みがち…。

そんな時は「住環境」を変えてみませんか?

ほんの少し手を加えてみるだけで、日常生活は快適になります!ぜひ試してみてください。

1.「色」で清涼感を味わう

初めにお伝えしたい方法は「色」にフォーカスして清涼感を味わうことです。

「人は情報の80%を視覚から得ている」という研究結果があります。インテリアにおいても活用してみましょう!

筆者は季節の変わり目に「ファブリックの色変更」を行います。簡単にできるにも関わらず、効果を感じやすいからです。

梅雨時期〜初夏にかけての選び方は、ナチュラルカラーや寒色系の色味で、爽やかな印象にすること。また、夏を感じる絵柄やモチーフを取り入れて、次の季節への期待感をアップさせています。

主に変更するのは、クッションカバーやラグがお勧めです。部屋の雰囲気がガラリと変わるので、気分転換になりますよ。

2.「素材」で肌ざわりを変える

次にお伝えしたい方法は「素材」で肌ざわりを変えること。

ジメジメした季節だからこそ、触れるアイテムは、心地良さにこだわってみませんか?

1.でお伝えしたファブリックは、色だけでなく、素材選びにも注視することで、さらに快適さは増します。

具体的には「コットン」や「リネン」「井草」がお勧めです。生地にシャリ感があり、爽やかな感触で、体感温度が変わります。

また、小物に「クリアガラス」を取り入れるのも素敵です。透き通るような儚げな存在感は、涼しげな印象にしてくれます。

ひんやりとしたアイテム選びで、高温多湿な季節はもちろん!これから到来する真夏のベタつきも、ケアできます。試してほしい方法です。

3.「植物」で爽やかさを加える

3番目にお伝えするのが、空間に「観葉植物」を置き、爽やかさをプラスすることです。

春から初夏までは、植物の生育期であることが多く、最適な購入時期と言えます。園芸店やホームセンターでも種類豊富に販売されているので、ぜひ見てみてください。

空間に、見た目の爽やかさをもたらすのはもちろん、機能性も高いのが植物の魅力です。
主な効果としては、「心身のリラックス」「空気清浄」「調湿機能」があります。

また「疲れ目」を癒す効き目もあります。ブルーライトが植物の緑色で中和されるので、スマホやPCを使う現代人には頼もしい存在です。視界に入るだけで、作業中でも癒しを与えてくれます。

観葉植物に対してハードルが高い方は「花」もお勧めです。どんな色や形を選んでも空間に馴染むので、ぜひ直感で選んでください!

「旬の花」は特にお勧めです。例えば、梅雨時期には「紫陽花」でしっとりした雰囲気を味わい、初夏には「向日葵」を選び、季節の訪れを感じてみましょう。日常を彩る楽しみになります。

空間づくりはもちろん、心身機能向上の効果もある「観葉植物や花」で、心地よい部屋にしてみましょう!爽やかな空気が部屋に流れるのを感じられるはずです。

4.「香り」で憂鬱を晴らす

4番目にご紹介する方法は「香り」で爽快な気分にし、憂鬱な心を晴らすこと。

インテリア用品だけが、心地よい空間をつくるアイテムではありません。人の五感のひとつである「嗅覚」を利用して、快適な部屋にしていきましょう。

「嗅覚」は五感の中で最も強い感覚と言われており、即効性の高い方法と言えます。以下がお勧めの「香り」です。

・「ミント」「薄荷」
スースーとするメントールを含み、どこか甘く、懐かしい清涼感を味わえる。冷感・抗菌・虫除けの効果も期待でき、リフレッシュしたいときに最適。

・「シトラス」「ライム」
ほんのりビターで爽やかな清涼感がある柑橘系。甘さが少なくシャープな香りが特徴的で、ユニセックスで好まれる。ジメジメ時期の不快感を防げるため、積極的に活用したい。

・「レモンユーカリ」
爽やかなレモンの香りは、シトロネラ―ルを豊富に含むため、防蚊や防ダ二作用がある。また、ユーカリ種は、抗菌、抗ウイルス効果がある。鎮静効果があるため、イライラを感じたときにも最適!

筆者もこの3つのアロマオイルを所持しています。掃除の際、シートに数滴垂らせば、爽やかな香りで気分良く作業できます。

ぜひ、参考にしてみてください。

5.気分に合わせて「音楽」を選ぶ

最後にお伝えしたいのは、気分に合わせて「音楽」を選ぶこと。普段、TVの音で過ごしている方にこそ!お勧めしたい方法です。

4.でご紹介したとおり、心地よい空間には、インテリアアイテムだけでなく、五感を刺激することも大切な要素です。

「聴覚」=BGMの効果は「音のカーテン」とも呼ばれ、周囲の騒音を和らげ、居心地の良い環境に整えます。また、「イメージ・感情誘導」効果もあるので、自宅でも取り入れてみましょう。

昨今では、サブスクの浸透で、音楽がより身近になりました。検索ワードで「リラックス」等の言葉を入力するだけで、イメージに合った音楽を探せます。「雨の日」と検索をし、とことん堪能してみるのも、情緒があって良いかもしれません。

筆者自身ももちろん、BGMの恩恵を受けています。休日の食事は、メニューに合わせてBGMを選びます。例えば、朝食がホットケーキの場合はハワイアンのBGMをセレクト。いつぞやのハワイを思い出す、優雅な気分を味わえます。

天気がどんよりとして、気分が上がらない時こそ「音楽」を選んでみてください。快適な時間が過ごせますよ。

「湿気対策」をしつつ季節を感じるインテリアを楽しもう!

高温多湿でジメジメした時期は、心身ともに不調が続き、憂鬱になります。しかし、今回ご紹介した方法を取り入れてみることで「住環境」が整い、快適に過ごせます。

また、この時期特有の、しっとりと落ち着いた空気感を家に取り込むのもお勧めです。日本の四季がより一層好きになれるかもしれません。「湿気対策」をしつつ、インテリアも存分に楽しんでいきましょう!

ぜひ、参考にしてみてください。

◾️この記事を書いたのは…「家が好き」をつくる!ルームスタイリスト・整理収納アドバイザー:miho_living
6歳児を育てる、ワーママ。片づいているのに物足りない!を脱却し「好きがあるから暮らしは楽しい」そんな家づくりをテーマに投稿しています。