ルームスタイリストが実践中。部屋を広く見せるコツ・5選

2024/02/20
  • 「好きがあると暮らしは楽しい」を掲げ自分らしい家づくりのヒントを発信するルームスタイリスト。低予算リフォームで、家族の今と未来の暮らしを見据えたアイデアをワーママ目線で、毎日投稿中!もっと見る>>

62平米のマンションに住む、ワーママ・ルームスタイリストmiho-livingです。

夫と5歳の息子と暮らす3人家族です。3年前に中古マンションを購入し、低予算でリフォームをしました。
わが家のLDKは14.5畳。お世辞にも広い家ではありませんが、好きなモノに囲まれながら、心地よく暮らすための家づくりをしています。

本日はコンパクトなリビングでも広く見せるコツをお伝えします。

1.モノを直置きせず、床面を見せる

実際の面積よりも、視覚的に広く見せるテクニックは「床面をより多く見せる」ことです。
直置きが減るだけで、部屋はスッキリとした印象になり広く感じることが出来ます。

また、テーブルの上やカウンター等は、モノを置きがちになりやすい家具です。
掃除がしづらいだけでなく、雑然とした印象が増します。敢えて花や植物を飾り、置かない工夫をすることも一つの方法です。

2.入口の空間で、視線に抜け感を作る

扉を開けた瞬間に、視界を遮るモノがあると圧迫感を与えてしまいます。コンパクトな部屋では家具の配置を考慮することが大切です。

入口には敢えて何も置かないことで、視線の抜けを作っていきましょう。

3.家具は低め・足つきを選び、壁際に置く

リフォームの際、壁の一部にグレーのアクセントクロスを貼りました。この壁を起点として、一面全てに家具を集結させています。必然的に中央が開くので、空間全体が広く見えます。

また、低く足付きの家具を選ぶことで、圧迫感が軽減しスッキリとした印象になります。

幼少期の子どもとの暮らしはスペース必須。
5歳の息子は動きたい時期なので、スツールをサイドテーブル代わりに使用中です。玩具を広げて遊んだり、お昼寝できる場所になりました。

また、ラグを敷くことで見た目だけでなく使い勝手も抜群。リラックス感が増し、より快適に過ごせています。

4.奥を飾り、視線を誘導する

扉を開けると、まず目に入るのが正面の奥です。
インパクトのあるアートや写真等、最も見せたいアイテムを飾ってみましょう。

アイテムの中心から床下まで150cm〜120cm位の高さが最も目線が届きやすい位置です。貼る位置を考慮すると、お気に入りをより楽しむことが出来ます。

次に目に入る場所は対角線上にある角。
わが家では、大きめの植物で彩りと爽やかさを演出しています。植物はインテリアと切っても切り離せない関係。一鉢あるだけで、部屋の雰囲気を底上げしてくれるアイテムです。

共通しているのは、「部屋の一番奥を飾る」ことです。視線を遠くに誘導することができ、空間を広く感じる効果があります。

5.照明で、奥行きを強調する

照明はただ明るさを補う役割だけではありません。光と影で陰影をつくることで、より上質な空間になります。

実際に天井一灯のシーリングライトから、多灯のスポットライトに変えてみて効果を実感しました。壁を照らすように光源の向きを調整すると、空間の奥行きが強調され、部屋全体に広がりを感じることが出来ました。

ダクトレールがあればお好みの照明に変更可能です。賃貸でももちろん大丈夫。引掛シーリングにつけるタイプも販売されています。

照明の力で「ムーディな雰囲気と広さ」両方を体感してみてください。

実際の平米数よりも、見た目の開放感を味わおう

今回お伝えした5つのコツは全て目線の錯覚を利用しています。実際の平米数よりも、見た目で感じる広さの方が遥かに開放感を味わえます。

どれか一つでも、出来るものから少しずつ取り入れてみてください。家で過ごす何気ない時間が、心地よい時間になること間違いなしです。

◎この記事を書いたのは・・・
ルームスタイリスト・整理収納アドバイザー:miho_living
5歳児を育てる、ワーママ。
『好きがあると暮らしは楽しくなる』をテーマに
低予算リフォームや気軽に試せるインテリア、
日常の子育て風景を発信中。

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