【片づけは家族のためにやらない!】自分のために部屋を整えてみたら…訪れた3つの変化!

2024/03/08
  • 「好きがあると暮らしは楽しい」を掲げ自分らしい家づくりのヒントを発信するルームスタイリスト。低予算リフォームで、家族の今と未来の暮らしを見据えたアイデアをワーママ目線で、毎日投稿中!もっと見る>>

整理収納アドバイザー兼ルームスタイリスト・サンキュ!STYLEライターmiho_livingです。

今でこそ暮らしの発信をしている筆者ですが、数年前までは家庭と仕事のバランスが取れず、イライラしながら毎日を過ごしていました。片づけ下手な夫に加え、5歳の息子と暮らす日々は、部屋が整っていることは稀かもしれません。

しかし、片づけに対する考えを「家族から自分のため」と転換したことで、随分と楽になりました。そんな筆者に訪れた3つの変化をお伝えします。

1.家庭でのイライラが減った

最初に訪れた変化は「家庭でのイライラが減った」こと。家族のために片づけをする気持ちを手放し、自分が快適に過ごしたいからやる!と方向転換をしたことにより、片づける理由が明確になりました。

例えば、こんな経験はありませんか?普段から気になる場所を片づけてみた!家族の喜んでくれる姿を想像しながら…それなのに!家族の反応が薄い。実はコレ、筆者は何度となく味わっています。その度に自分だけが家を片づけているような感覚に陥っていました。

しかし実際は、不便と感じたのは自分だけだった事、家族と気持ちまでは共有はできない事に気づきました。それならば、片づけは「自分の快適さのためにやる」と決めたきっかけになりました。

もちろん家族を想う心は大切ですが、それ以上に大切なのは、片づけをしたいと思う自分の心。「自分が快適に過ごすために片づける」理由があるからこそ、苦に感じることなく行動できるようになりました。

2.お家時間を楽しめるようになった

次の変化は「在宅を楽しめるようになった」こと。自分のためにしつらえた空間を思う存分堪能できるのは、片づけをした自分へのご褒美。そう感じながら時間を過ごすと、より豊かな気分になります。

空き時間が出来ると、すぐに出掛けていた筆者。カフェやショップ等オシャレな空間に一時は癒されますが、お金がかかり、周囲も気になる。そんな現実に嫌気が刺していました。

自分が癒される空間は自分が一番よく知っているはず!そのために家を整えてみる。お気に入りのカップでコーヒーを飲む時間は何者にも変えられません。外食より安く済むのはもちろん!だらしのない格好でも大丈夫。自宅は誰の目も気にせずに過ごせる唯一の空間なのですから。

「自分のために片づけた後のご褒美で、お家時間を楽しむ」ことで経済的にもそして精神的にも!安らげる時間を得ることができました。

3.家族と笑う時間が増えた

最終的に感じた変化は「家族と笑う時間が増えた」こと。自分の快適さを追求したことで、イライラが減り、家族に対して寛容になれたことが要因です。

筆者の楽しみは、休前日の寝かしつけ後の一人時間!散らかった空間では休息できないので、余力がある限り、部屋をリセットします。

内容はもちろん簡単!食器を片づけ、床置きをなくすだけ。15分もあれば完了しますが、この作業をしておけば夜時間の満足度が高まるだけでなく、翌朝を気持ちよくスタートできます。ストレス負荷を早い段階で減らすことで、気持ちがラクになりました。

自分がリラックスできれば、心に余裕ができ、巡り巡って家族に対しても優しくなれます。そんな空間づくりで、家族と一緒に笑っていられる時間を1分1秒でも多くつくってみませんか。

まずは自分を癒すことから始めよう!

終わることのない仕事・家事・育児。私たちは家族のために十分過ぎるほど頑張っています。まずはそんな自分を認めて労いましょう。

「家族のためではなく、自分のために部屋を片づける」一見、不純な動機に感じますが、まずは自分の満足度をあげること。すると心に余裕ができ、イライラが解消され、気づけば家族と笑う時間が増えた。こんな好循環を実感しています。発想の転換、ぜひ試してほしい方法です。

◎この記事を書いたのは…
ルームスタイリスト・整理収納アドバイザー:miho_living
5歳児を育てる、ワーママ。
『好きがあると暮らしは楽しくなる』をテーマに
低予算リフォームや気軽に試せるインテリア、
日常の子育て風景を発信中。

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