【ルームスタイリストが実践!】理想のインテリアに近づける3ステップ

2024/08/23
  • 「好きがあると暮らしは楽しい」を掲げ自分らしい家づくりのヒントを発信するルームスタイリスト。低予算リフォームで、家族の今と未来の暮らしを見据えたアイデアをワーママ目線で、毎日投稿中!もっと見る>>

ルームスタイリスト・サンキュSTYLEライターのmiho-livingです。

6歳の子どもと夫と3人家族の筆者。4年前に中古マンションを購入し、リフォームをしました。自分好みの内装やモノが増えていくたびに「暮らしの楽しみは増やせる」と実感中の毎日です。

しかしそれまでは「インテリア迷子」な日々。「どうしたらオシャレに見えるのか?」「どうしたら居心地が良くなるのか?」等々、家に対する悩みが尽きない毎日でした。

筆者が実際に体験した「理想のインテリア」に近づける方法をお伝えします。

1.「好き」なインテリア画像のフォルダを作成する

最初にお伝えしたいのは「好みのインテリア画像を集める」ことです。個別に保存することで、後から見返した時に「自分の好き」を再認識することができます。

「どんなインテリアが好きですか?」即答することはできますか?漠然と「ナチュラル」とか「ホテルライク」といった曖昧な解答しか思い浮かばない方も多いのかもしれません。ちなみに筆者も同様でした。

実はこの状態では、理想を再現するのは難しいのです。地図がないまま、迷路をスタートするようなものかもしれません。

だからこそ、漠然とした「自分の好き=理想」をクリアにするために、インテリアのみの個別フォルダを作ってみましょう。他の画像に埋もれてしまうと、思考が分散してしまうので、情報を集約することが狙いです。

一定期間保存し、枚数を増やしていくことで、自分の好みがより明確になり、理想を再現する手立てになります。

まずは、自分だけのインテリア雑誌をつくるような感覚で、気軽に画像を集めてみましょう。見返すだけでワクワクするフォルダになりますよ。

2.「好き」なインテリアショップを見つける

次のステップでは「自分の好き」を体感していきましょう。具体的には「好きなインテリアショップを見つける」ことです。

1で作成したフォルダ画像を見返していくと、好きな家具やインテリア雑貨を多く扱うショップがある程度絞れていくはずなので、ぜひ足を運んでみてください。

もし、遠方で来訪が難しいようであれば、カフェやアパレルショップ・美術館等でも可能です。実際に見て、触れる。自身で体験することが狙いです。

この段階では、購入するかは別として考えてみてください。できれば量販店は外して、メーカー独自の世界観がわかるショップがお勧めです。

来店すると、コーディネイト方法や使い心地を体感できます。また、3Dコーディネイトサービスが可能なショップもあります。予め寸法を計測をしておけば、バーチャルで自宅を再現できます!ぜひ試してみてください。

好きなインテリアショップを見つけて「自分の好き」を体感していきましょう。頭の中がクリアになるだけでなく、新たな発見が訪れます。

3.「好き」の共通点を知る

最後のステップになると「自分の好き」なイメージがより鮮明になります。バラバラだったパーツを組み合わせることで「共通点」が判明します。

例えば筆者の場合は…
・壁面のアクセントはグレーやブラック!
・床に特徴のある空間が好み。
・ウッド家具が好き!色はビンテージな赤茶色!
・家電はブラック!クールにまとめたい。

画像で見て、実際に体感することで「共通点」が挙げやすくなります。そして「共通点」が理想とするインテリアの地図になり、進むべき指針となります。

商品が高額、または工事が必要等、実現が難しい場合もありますが、代替品で対応したり、DIYで理想に近づけられるかもしれません。「共通点」を抽出し、審美眼を養えば、好みからズレてしまう失敗を未然に防げます。

まずは「自分の好き」を具体化していきましょう。明確になると、アイテムを選びやすくなり、コーディネートの満足度もより増していきます。

「好き」を優先するインテリアにしよう

理想のインテリアを追求する上で、忘れてはいけないのは、どこかで見た「オシャレなアイテム」を購入するよりも「自分が好きなアイテム」を集めていくことだと筆者は痛感しています。

情報が簡単に手に入る時代だからこそ、自分の中で精査する癖をつけることで「こんなはずじゃなった!」を回避できます。

また「自分の好き」が具体的にわかることで、無駄な出費も減り、計画的に買い物をすることができます。そして愛着を持って、手に入れたモノを愛でることができるのです。

まずは、自分が編集長!お気にいりの写真集をつくることから始めてみませんか?見るだけで楽しくなる時間を過ごすことができますよ。

◎この記事を書いたのは…
「家が好き」をつくるルームスタイリスト・整理収納アドバイザー:miho_living
6歳児を育てる、ワーママ。片づいているのに物足りない!を脱却し「好きがあるから暮らしは楽しい」そんな家づくりをテーマに日々投稿しています。

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