片づけなさい!がみるみる減っていく!「学用品・ワゴン収納」の魅力・3選

2025/05/07
  • 「好きがあると暮らしは楽しい」を掲げ自分らしい家づくりのヒントを発信するルームスタイリスト。低予算リフォームで、家族の今と未来の暮らしを見据えたアイデアをワーママ目線で、毎日投稿中!もっと見る>>

整理収納アドバイザー兼ルームスタイリスト・サンキュ!STYLEライターのmiho_livingです。

春から子どもが小学生になった筆者。「片づけなさい!」を減らして、子どもと笑って過ごす時間を増やすために「学用品収納」を見直しました。

実は、環境の変化こそ、収納方法を再構築する絶好のタイミング!自立を促しつつ、親業が少しでもラクになるアイテムが「ワゴン収納」だと実感しています。その魅力を3つご紹介します。

1.子どもでも簡単に動かせる!

初めにお伝えしたい魅力は「部屋中の移動が容易なこと」収納の位置を固定する必要がないので、用途に応じてフレキシブルに使用できます。

学用品の代表格と言えば「ランドセル」帰宅後「床へポイ!」そのまま放置してしまうことありませんか?特に、低学年だと重さがあるため、子どもたちは一刻も早く解放されたいのが本音。

こんな時こそ「ワゴン」がお勧めです。ランドセルを放置してしまう場所に設置してしまうのも一案です。

もちろん「リビング学習」のご家庭でも大丈夫。子どもでも簡単に動かせます。また、その場で翌日の準備も可能です。キッチンで料理をしながら、子どもの様子が確認できるので、親も安心できます。

そして、急な来客時でも安心!サッと別の場所に隠せるので、気持ちに余裕が生まれます。「ワゴン」は「片づけなさい!」を未然に防ぐ、頼もしいアイテムです。

2.前後左右すべてが収納スペースになる

次にお伝えしたいのが、見た目よりも実は大容量!ということ。使い方次第で、前後左右どこからでもモノを収納できる家具なのです。

大容量を実現し、子どもが片づけやすいようにするためには、以下のような「助っ人アイテム」を機能させることがポイントです。

1「ボックス」:目的に合わせたサイズを選びで、使い勝手がアップ!蓋付きのボックスは美しく見えますが、アクション数が増え、所在地が見えにくくなる難点も。低学年のうちは、蓋がない型がお勧めです。

2「ファイルボックス」:立てて収納する教材に最適。付近に電源があれば、充電しながらタブレットを収納することも可能です。複数あればノートのストックやお便り入れとしても使用できます。

3「フック」:掛ける収納が叶います。筆者宅ではハンガーを使用し、翌日着る服をセットしています。また、バインダーを使い時間割を可視化。忘れ物防止に役立ちます。

学用品は全てワゴンの中に一括収納。壁づけにしていても、動かせば4方向からモノを取り出せるので、大容量の割に省スペースです。「あれどこにある?」と聞かれることが減り、子どもの自立心を促してくれます。

3.成長に合わせてアレンジがしやすい

最後にお伝えしたい魅力は、家具自体がシンプルでアレンジがしやすいこと。学年が変われば、収納する量やアイテム・好みが自ずと変わるからこそ、アレンジのしやすさは重要です。

例えば、低学年のうちは、重いランドセルは「掛ける」よりも「置く」のが収納へのハードルが低いかもしれません。つまり、モノが置きやすく、取り出しやすい位置にあるかが大切です。

高学年になるにつれ、モノの数も増え、収納力が必要になります。その際は、掛け収納を増やし、スペースを確保してみましょう。また、引き出しやコの字ラックを利用し、細々したアイテムを区分けして収納するのもお勧めです。

そして、ワゴン収納はシンプルなデザイン。収納用品や置くアイテム次第で見た目が変わります。子どものお気に入りを選べば、片づけが楽しくなるような、愛着の持てるスペースが出来上がります。

成長に合わせて収納も変化させることで、より子どもが使いやすい家具になり、親の出番を減らすことができます。

「ワゴン収納」で子ども自身が片づけられる環境をつくろう

できることなら言いたくない「片づけなさい」という言葉。その原因は、収納方法にあるのかもしれません。だからこそ、子どもの個性や成長に合わせた環境づくりが大切です。

「ワゴン収納」は大容量でありながら、収納位置を決めずに、カスタムしやすいのが魅力。また、どのメーカーも5,000円ほど。比較的安価な価格帯で気軽に収納スペースがつくれます。

デザインもシンプルなので、万が一使用しなくても、リビングはもちろんキッチンや洗面所、寝室のサイドボード等々様々な場所で使用できるので、汎用性の高いアイテムと言えます。

「ワゴン収納」は、子どもの成長を促す環境づくりにお勧めです。親子で笑って過ごせる時間を増やしていきましょう!

◎この記事を書いたのは…「家が好き」をつくるルームスタイリスト・整理収納アドバイザー:miho_living
6歳児を育てる、ワーママ。片づいているのに物足りない!を脱却し「好きがあるから暮らしは楽しい」をテーマに日々投稿しています。