【私服の制服化】30代パート主婦この冬上下3着ずつの服で暮らしてみた結果

2025/03/03
  • 夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターの節約×投資主婦おこめです。

慌ただしい朝、クローゼットの前で「今日は何を着ようか」と悩む時間。忙しい主婦にとって、このストレスを減らせたらどんなに楽だろう…そう考えて、筆者はこの冬「私服の制服化」に挑戦してみました。

選んだのは、上下3着ずつの計6着+羽織とインナー。そこで今回は、ズボラな筆者が限られた服で本当に快適に過ごせたのか?実際に試してみた結果をお伝えします。

1.「私服の制服化」とは?

「私服の制服化」とは、毎日の服選びの手間を減らすために、特定の服装を決めて繰り返し着るスタイルのことです。

主婦は朝から家事や育児でバタバタしていて、服装を考える余裕がないことも。そこで、あらかじめ着る服を決めておけば、スムーズに支度をすることができます。シンプルな定番アイテムをいくつか揃えることで、始めようと思ったその日から実践可能です。

2.選んだ上下3着+αを公開!

筆者は出産と育児で4年近く専業主婦をしていましたが、2024年、社会復帰したことをきっかけに服をごっそり買い替えました。数年ぶりに働き始めて迎えた、初めての冬。

これまでは羽織にニットにシャツにカットソーに…と、何着も重ねては着膨れしていたのがストレスだったため、よりシンプルに着られるよう改善してみました。上はメインとなるトップス、下は無印良品のパンツを組み合わせます。

トップスは左から
無印良品/婦人 スウェットシャツ/1990円
ユニクロ/男女兼用 スウェットシャツ/2990円
無印良品/婦人 太番手ボートネック長袖Tシャツ/2990円

ボトムスは
無印良品/婦人 縦横ストレッチチノスリムテーパードパンツ 股下75/3990円(両サイド)
無印良品/婦人 スーパーストレッチデニムスキニーパンツ 股下75/2990円(中央)

トップスとボトムス、どれを組み合わせてもしっくりくるような、シンプルなデザインのものを選択。無地だけでは物足りないので、ボーダー柄のものも一つ加えました。

また、必要に応じて羽織やインナーを足しました。

羽織はユニクロ/ファーリーフリースフルジップジャケット/2990円
インナーはユニクロ/ヒートテック・ヒートテックレギンス/各1290円

インナーは上3着、下2着を用意。特に寒い日には、トップスの下にヒートテックを2枚重ねて温度調節しました。

3.実際にやってみて感じたメリット・デメリット

毎日、私服で通勤・勤務している筆者が「私服の制服化」をしてみて感じたメリットとデメリットを紹介します。

【メリット】
①服選びに時間とエネルギーが奪われない
1分1秒でも長く寝たい筆者にとって、服選びの時間が短縮されたのは一番の喜びでした。また、上下や重ね着の組み合わせを考える煩わしさからも解放されました。

②圧倒的に管理が楽になった
そもそも持っている服の数を減らしたので、管理がグンと楽に。前の日に干した服が乾いていれば、畳むことなく翌日も着られたので雑事が一つ減りました。服の数が過不足ない状態なので、「新たに服を買い足さなくちゃ」と落ち着かない気持ちも解消されました。

③電気代の節約になった
厚手のニットやネルシャツ、ロングスカートなどを複数組み合わせて着ていた頃より、洗濯物のかさが激減。当時は節電を意識せず暮らしていたので、厚手の衣類を乾かすために浴室乾燥をガンガン使用していました。

しかし今シーズンは、ボトムスはパンツのみ、メインのトップスも一つと決め、ヒートテックの枚数で温度調節するように。すると、リビングの暖房程度ですぐに乾くようになり、電気代の節約につながりました。


【デメリット】
①周囲から「いつも同じ服を着ている」と思われる可能性がある
これは本人さえ気にしなければどうってことない話ですが、周囲の目が気になる人にはデメリットだといえます。

筆者は、洗濯物が乾かないリスクを考えて上下3着ずつ用意しましたが、結果的にそれらが日替わりでうまく組み合わさって、「毎日同じ格好の人」という印象は薄まったかなと感じています。

②劣化が早い
少ない服を着回すことにより、一着あたりの着用頻度が上がります。そのため、必然的に劣化が早まることに。一方で、たくさんの服を所有することで一着あたりの着用頻度が下がっても、トレンドや好みが変わって「まだ着られるけど手放す」といったことにもなりかねません。

今シーズン、何度も何度も着た精鋭たちですが、次のシーズンも問題なく着られそうです。お気に入りを徹底的に着倒してから手放すことで、満足度の高い買い物ができると考えます。

4.「私服の制服化」続ける?今後の予定は

出典:写真AC

今回、上下3着ずつの限られた服で暮らしてみましたが、快適そのものでした。洗い替えを考慮して、「上下1着ずつ」といった極端な数にしなかったことも、ちょうどよかったのかもしれません。

申し訳程度にデメリットも挙げましたが、これといって不便さを感じることはありませんでした。

これから暖かい季節になるとともに、羽織やインナーなども不要になっていきます。さらに厳選して、よりストレスフリーに暮らしていきたいと考えています。「私服の制服化」が気になっている方は、ぜひ試してみてくださいね。やめられませんよ。

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターおこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。住まいは2LDKの賃貸アパート。

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