
知らないと損!初夏にやっておきたい【光熱費】節約テク3選
サンキュ!STYLEライターの節約×投資主婦おこめです。
「冷暖房なしで過ごせる時期が短くなったなぁ…」そんな嘆きが聞こえてくる、電気代がじわじわ上がり始める初夏。本格的に暑くなる前の今こそ、光熱費を見直すチャンスです。
実は、なんとなく続けている「当たり前の習慣」が家計にダメージを与えているかもしれません。
そこで今回は、4人家族にも関わらず昨年の夏のガス代・電気代あわせて約1万円/月だった節約ガチ勢の筆者が、今すぐ実践できて数千円の節約もねらえる「初夏にやっておきたい光熱費削減テク」をご紹介。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.逆に不快?「便座あたためオフ」で電気代に差がつく!
筆者の家庭では、5〜10月はトイレの便座あたため機能をオフにしています。

寒い時期には感謝してもしきれない機能ですが、暑くなる時期には「ムワッ」として逆にいら立ちさえ感じるのは、筆者だけでしょうか。これこそエネルギーのむだ遣いだと考え、昨年の5月に一度オフにしてみました。
「やっぱり必要だと感じたらもう一度つければいい」と試してみましたが、これが快適そのもので、その後一度もオンにすることなく秋を迎えることができました。
便座あたため機能は一日中つけっぱなしにしている状態からオフにすることで、200〜400円/月の節電効果がありますよ。半年で1200〜2400円の節約が期待できます。
2.「お風呂の温度1℃下げ」で無理なく光熱費ダウン!
気温が高い時期には、お風呂の設定温度を見直しましょう。

夏場でもアツアツのお湯につからないとご機嫌に過ごせない人以外は、お風呂の温度を下げることをおすすめします。
都市ガスかプロパンガスか、あるいは電気かによっても湯を温めるのにかかる費用は変わってきますが、お風呂の温度を1℃下げることによって月に数百円の節約が期待できます。
さらに、追い焚きの回数を減らす、浴槽の湯量を少なめにするなど、暑い時期だからこそできる工夫を組み合わせることで、より効果的に光熱費を抑えられますよ。
3.エアコンは冷房前の「送風」で快適&節電!
「いきなり冷房」よりも、まずは部屋にこもった熱を外に逃しましょう。

「送風モード」は室内の空気を循環させる、サーキュレーターのような機能です。熱交換器や室外機を作動させないため、消費電力が格段に少なく済みます。
まだ完全に暑くなりきらない外気温25〜30℃の初夏には、この送風モードをうまく使うと節電効果が得られるでしょう。帰宅後に部屋の温度を下げたい場合、熱がこもったまま冷房をつけるとフルパワーでがんばるため電気代が高くつきます。
そこで、先に「窓を全開にした状態」で送風モードを使い、効率よく室内の熱を外へ逃がします。ある程度、室内の気温が下がったところで窓を閉めて冷房を使えば、よりスムーズに部屋を冷やすことができるでしょう。
また、朝や夕方などは気温が落ち着いていますよね。そんな時間帯には窓を開けて送風モードを利用することで暑さをしのげることもあります。自然の空気が入りやすくなることで、快適に過ごせますよ。
一方で、外気温が35℃を超えるような猛暑日に送風モードは不向きです。暑いときには無理せず「冷房」を使って、体調管理に努めましょうね。
以上、初夏にやっておきたい光熱費節約テクを3つ紹介しました。一つ一つは小さくても、いくつも取り入れることで大きな効果を得られると感じています。本格的な暑さが到来する前に、できる対策をして光熱費を下げたいものですね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターおこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。住まいは2LDKの賃貸アパート。