面倒がりな主婦がシンプルなキッチンにするために無くしたもの2種。

2025/03/04
  • 余白を生かしたインテリアが好み。ヤンチャ盛りの子ども達と楽しみながらも、片づく家づくりへ日々奮闘中 もっと見る>>

かつてはモノが溢れてごちゃごちゃしていた私のキッチン。
手元を隠すことができないフルオープンのキッチンになる、新居への引越しをきっかけに
意識的に処分したものが2種類あります。
基本的に面倒くさがりなので難しいことはできません。
それでもシンプルですっきりとしたキッチンを叶えたい!そんなわが家の手法をご紹介します。

1.「とりあえず」で買ったカラフルな調理器具・保存用器たち

ほとんど処分してしまい写真がない・・・画像はわが家にある唯一のカラフルプラスチック。IKEAのお皿はアウトドアにも使えて便利です◎

学生時代や新婚当初に「とりあえず」買ったカラフルなボウルや保存容器たち。
軽いし有能だし、とても助けになってくれたのだけど…。
彼らが調理台にいることで一瞬にして「シンプルですっきりとしたキッチン」からは遠ざかってしまいます。

そこで少しずつ、色移りがあったり、調理中に火が当たって溶かしてしまったり、といったものたちは潔く処分していき、なおかつ新しく買わず、数を減らしていきました。

そうして、新居に引っ越すタイミングでは調理器具は「ステンレス」と「ガラス」製品に統一することを決意。
なぜなら、わが家は手元を隠す壁などがないフルオープンのキッチンなので、リビングからも調理器具が丸見えになってしまいます。
ステンレスのシルバー色やガラス素材はインテリアに馴染むので、調理中や調理後に置いたままになって視界に入っても気になりにくいと考えて統一しました。

同じ考え方で、プラ素材の保存容器を新たに購入するときも、できるだけ無色透明か白色を選ぶようにし、
視界のノイズを減らしていきました。

リビングから見たキッチン。ものは多いが、素材が統一されているのでごちゃごちゃ感が少ない(と思っています)

2.ときめかない食器

これもまた、「とりあえず」で買ったお皿だったり、キャンペーンなどでもらったり、という食器の中で
自分自身が好きなら全く問題ないのですが、
「なぜか、気分が上がらないな…」
「なんか、使いにくいな…」
と直感的に思う食器があったとしたら、それは”さよなら”の合図かもしれません。

わが家も以前は、同じようなサイズのお皿が家族の人数分以上にあり、使う食器は大体同じもので、扱いにくい形の食器はいつまでも食器棚に鎮座していました。
「今の自分たちの生活にとって必要かな?」「料理がおいしく見えるような、思わず眺めていたくなるような、気に入った食器かな?」と、自分自身に問いかけて判断し、そこからこぼれたものは知人に譲ったり、不燃ごみの日に処分しました。
けれどもたとえキャンペーン等でいただいたお皿であっても、使い勝手が良くサイズもちょうど良い、丈夫でシンプルな形が気に入っているお皿は今も毎日大活躍中です。
基準はあくまでも自分の好みでOKだと思っています◎

自分が気に入った食器が必要な分だけ並んでいる食器棚は、引き出しを開けるたびにワクワクします。

「本当に気に入っているもの」を傍に置こう

新居引越しに伴う大断捨離で一度リセットを経験してからは、何事も「とりあえず」で物を買わないように心がけています。
調理器具を減らしていった時にも、ボウルや保存用器は食器とラップで代用できるし、キッチンツールも大体のことは菜箸で事足りました。
本当に気に入ったものを手に入れるまで、あえて「なし」で生活してみるのも、「自分はどういう時に不便だと思うのかな?」ということがわかり、良い気づきを得られて楽しかったです。
食器も、以前はなんとなく「普段用」「来客用」と分けていた感覚があり、あまり使わない食器を奥底にしまっていたのですが、
大断捨離を経てからはどの食器も毎日の食卓に使う一軍ばかりになりました。
万が一割れてしまった時には、同じものを買い直すか、金継ぎで修復して使っています。

割れてしまったTEEMA
金継ぎをしたTEEMA

「面倒くさがり」な私は、物を絞った方が暮らしやすいのかも

私の性分として「面倒くさがり」なもので、あれもこれもうまく使おう、と思うと全てが中途半端になってしまいます。
キッチン周りの道具や食器も同じで、たくさんの物を持つよりも、気に入った物を毎日きちんと使うこと。
そういった感覚が自分には合うなと感じていて、
目の届く範囲のものを長く大切に使おうと決めたことで管理がしやすくなりました。
つまりシンプルなキッチンを目指すことは、機能美を追求することにもつながるのかな、
なんて思っています。

《この記事を書いたのは・・・マスダユキ》
子供がいてもすっきりインテリアを楽しめる家づくりを発信中。2児の母。

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