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【年間相談200件超のFPが教える!】お金が「貯まる人」と「貯まらない人」3つの違いって?

2025/02/27
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日頃、ファインシャルプランナーとして、年間200件以上のお金の相談を受けているのですが…

お金が「貯まる人」「貯まらない人」の差は、単に収入の差だけとは言い切れないと感じることが、とても多いです。

両者の違いって?

今回はファイナンシャルプランナーから見た、お金が「貯まる人」「貯まらない人」の違いを紹介します。

違い① お金の計画を立てる習慣

財布

お金が「貯まる人」「貯まらない人」の違い その①は「お金の計画を立てる習慣」です。

欲しいものがあれば、後先を考えずに購入してしまう…。
「子どものため!」「日頃のご褒美!」と、収入に見合わない買い物を行き当たりばったりに決めてしまう…。

お金の計画を立てる習慣がないと、その後の支出や貯蓄に大きな差が出てしまいます。

「収入の一部は必ず貯蓄をして残りは自由に使おう。」
「短期・中期・長期に分けて、支出や貯蓄を考えてみよう。」…など。

その方によってやり方はさまざまですが、
「お金の計画を立てる習慣」をつけるように心がけることが、お金が「貯まる人」への近道です!

違い② お金の知識を学ぶ姿勢

講座風景

お金が「貯まる人」「貯まらない人」の違いその②は「お金の知識を学ぶ姿勢」です。

お金のことって難しいから…
よくわからないからお金のことは後回し…

お金が貯まらないことに悩んでいる人は、
「わからない」と決めつけてしまい、お金の知識を学ぼうとする姿勢がない人がとても多いと感じます。

お金の知識を学ばないことで、知らずに損をしていることって、たくさんあります。

もったいないだけならまだしも、
うまい儲け話や詐欺の被害に遭ったり、全くお得ではない金融商品を購入したり、
怖い思いや嫌な思いをされている方もいらっしゃいます。

正しく判断するには、やはり自分自身が正しいお金の知識を持つこと!

お金が「貯まる人」になるためには、「お金の知識を学ぶ姿勢」を持ってみてくださいね!

違い③ パートナーや家族間での共有

仲の良い家族

お金が「貯まる人」「貯まらない人」の違い その③は「パートナーや家族間の共有」です。

最近は共働き世帯が多く、
「相手の収入は聞いたことがない…」
「相手の貯蓄やどんな保険に入っているか知らないわ…」
という方も多くいらっしゃいます。

もちろん、全てをパートナーと共有する必要はありませんが、家計の根幹となる情報はお互い知っておく必要があります。

家計について話しあうことができる夫婦は、
将来のこと、子どもの進路のことなど、全てにおいてしっかりと話し合える場合が多いので、
仲睦まじいご夫婦がとても多いと感じます。

ぜひ、話しにくいお金のことも、ご夫婦間で共有してみてくださいね。

「私は、自分のことは自分だけで決められるわ!」という、単身世帯の方も注意が必要!

親の資産状況や将来についての考えを、しっかり話しておくことが大切です。
親が亡き後に思わぬ相続の問題に巻き込まれたり、トラブルが待っているかもしれません。

見て見ぬふりを続け、後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔するような事態にならないように。
「パートナーや家族間の共有」がとても大切です!

大事なのは収入よりも「お金にまつわる小さな意識」

お金と貯金箱

お金が「貯まる人」「貯まらない人」の違い、いかがでしたか?

いくら収入が高くても、支出が大きくなりすぎれば赤字になあり、お金は貯まりません。

また、最近はインフレの影響もあり、贅沢をしていなくても赤字になる場合も多く、
「お金をふやす」知識も必要になってきています。

今回お伝えした3つの違いのように、「お金にまつわる意識」の小さな違いが、
お金が「貯まる人」「貯まらない人」の大きな差を生むと、日々相談を受ける中で感じています。

「お金の計画を立てる」
「お金の知識を学ぶ」
「お金について家族と共有する」

少し意識するだけで、明日からのお金の付き合い方が変わりますよ!
皆さんもお金が「貯まる人」目指してみてくださいね!

★この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライター しまおか美鈴
毎月赤字の浪費家銀行員→住宅ローン完済を実現!
マネー(お金)とライフ(くらし)のスタイリストとして活動中のファイナンシャルプランナー。
家事に、育児に、仕事に毎日忙しい女性でも取り入れやすい貯蓄や資産運用の仕組みづくり、頑張りすぎない家計管理のコツを発信しています。

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