押し入れから外したふすまについて
京都伏見で活動する整理収納アドバイザーの高橋香織です。
通気性を良くしたり布団をしまいやすくしたりする為に、押し入れのふすまを取り外している方も増えてきていませんか?私のお家でも2年ほど前から取り外しています。
そのふすまをお家の中から手放すチャンスがあったのですが、決断しきれず…。決断できなかった理由と今もあるふすまの状況ついてお伝えします。
私のお家の押し入れの使い方
私のお家ではふすまの中段に毎日使用している布団、下段はおもちゃ、上段は季節外の寝具と雛人形などの季節の行事のモノを収納しています。
布団を上げてふすまを閉めていると湿気とカビが気になって来た事と、おもちゃを置いてプレイルームの様に使用したいと思い、取り外す事にしました。
出し入れがしやすく通気性が良くなり、収納出来る量も少し増えてメリットばかり。もっと早く外しておけば良かったと思いました。
ただ、ほこりが集まりやすいのでそこはデメリットに感じています。
ふすまを手放す決断が出来なかった理由
最近、我が家では物置になっていた部屋をリフォームしました。その際にお願いすれば工務店さんがふすまを一緒に処分をして頂けました。
一度は処分をお願いする事に決めたのですが、ギリギリになって処分しない事に決めました。
その理由は、Instagramなどで拝見しているミニマリストさん達が、ふすまを残している様子が頭によぎったからです。
モノをあまり持たない方でも残してらっしゃるふすまをモノがそんなに少なく無い私が手放すなんて、きっと後悔するだろう…。そう思ったのです。
ふすまを残したデメリット
リフォームのおかげで、私のお家にはワーク&スタディ部屋(家族が自由に仕事や勉強をするスペース)を設ける事が出来ました。
その部屋の机と壁の間に挟む形でふすまを収納してところ、早々にふすまを残した事を後悔しだしました。
まず、見た目!ふすまがあっても仕事をする事に支障は無いのですが、無い方が格段にすっきりする!
そして、掃除がしにくい…。持ち上げないとほこりが取れないので、持ち上げたいのですが重たくてやる気が起こらない…。
なんであの時、ふすまを残す事にしたのだ…後悔ばかりです。
暮らしはそれぞれ、それぞれのお家に合った判断を…
後から思ったのは、ミニマリストさんがふすまを残している場合も賃貸にお住まいで処分をする事がそもそも出来ないなとそれぞれで理由があるはず。
私は自分の暮らしやお家の事では無く、他のお家の暮らしを参考に決断をしてしまいました。
もし手放した後にふすまが必要になった場合、そこまで手間がかからず買い直しが出来るのか、どのくらい費用がかかるのかを確認だけして納得したら、次のチャンスが来たら手放そうと思っています。
この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライター 高橋香織
元MUJIスタッフ・歳の差3姉弟の母 整理収納アドバイザー。お客様の片づけサポートでは無印良品の家具や収納用品の提案が得意。11歳の長女、9歳の次女、1歳の長男の歳の差姉弟の母。