壁面インテリア

ものを増やさないために心がけている「癖づけ」5つのポイント

2024/11/10
  • 整理収納アドバイザー。北米に住んだ時に憧れた海外風インテリアを利便性を考えながら作るのが好きです。 もっと見る>>

整理収納アドバイザーのワトコです。大掃除の季節ですが、できるだけ手早く片付けたいですよね。普段からものを増やしすぎないように気をつけておくと小掃除がしやすくなります。

小掃除を積み重ねておけば大掃除をする必要も案外なかったりするので、不要なものを持たない習慣を作るために私が心がけていることを5つご紹介します。

1.それは本当に必要か考える癖をつける

マグカップ

何かを購入する時に「可愛い!欲しい!便利!」と飛びつくように買うことをやめ、必ず買った後使っているところや、どこに片付けるかを一度想像するようにしています。

例えばマグカップなら、使うのはどんなタイミングか。仕事から帰ってきて一息つきながらならその場面を想像してみます。使い終わったら食器棚のあの場所に・・・あれ?スペースはあったかな?など今迎えても良いのか、本当に使うのか、片付ける場所はあるかを考え、それをクリアしたものだけ購入します。

2.定期的に持ち物を見直す癖をつける

取捨選択

季節ごとや数年おきに持ち物を見直すということも片付いた部屋を作るのに有効です。「使っていないもの」はできるだけ手放す、「用途を変えて使う環境を作る」というルールを作り、その時の自分に不要なものを増やさないようにしています。

これを続けて管理できるようになると「無駄買い」をしたくなくなります。

3. 1イン1アウトの法則を取り入れる癖をつける

処分する服

新しいものを購入するときは古いものを何か手放す。「1イン・1アウト」を意識するとものが増え続けるのを防ぐことができます。

例えば新しく洋服を買う時は古い服・長らく着用していない1枚を手放すようにルールを決めると効果的。買ってから手放しても良いですが、私はできるだけ買う前に手放してしまってから迎えるようにしています。(いつかのために置いておきたくなることもあるので)

4. 多用途に使えるアイテムを選ぶ癖をつける

住居用洗剤

例えば家庭用の掃除洗剤。床用、窓用・・・などそれぞれの用途にあった専門のものを使うのも良いですが、1本あれば大体のところを掃除できるものに変えてみるのも手。こまめに掃除をしていれば意外とそういうもので問題なく汚れを落とすことができます。

また、わが家では床をウェットシートで掃除するのは年に数回。なので1パック買ってきたら家中の床を掃除して数日で使い切るようにしています。在庫として残しておくと乾いて使えなくなることも多いし、私にとっては必要な時だけあれば良いアイテムなのでこういうものは買ってきたらすぐに使い切る癖をつけています。

5. お気に入りだけを持つ癖をつける

ドレッシングルーム

100%は叶わないかもしれませんが、できるだけ見た目も使い勝手も本当に好きで必要なものだけを持つ習慣をつけると満足感が得られ、新しくものを増やしたいという気持ちが少なくなります。

流行りに流されすぎず納得のいくものを購入してコーディネートするように選んでいくことで上手に取捨選択ができるようになります。

日常生活の中でものを増やさないためにこれらを「癖づけ」することで快適でシンプルな生活を保ちやすくなり、大掃除の手間も少なくなります。

なんでも捨てれば良いというわけではなく、不要なものを増やさないということを一番大事にしながら生活しやすい空間を作ってみてください。

記事を書いたのはワトコです。
整理収納アドバイザー。海外風インテリアが好きで「シンプルで快適な癒し空間を作る」テーマに、毎日が豊かになるライフスタイルと収納術を提案しています。

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