即捨てすると後悔するもの3つ。捨てる判断基準は?
整理収納アドバイザーのワトコです。
片付けを進める中で、「捨ててスッキリ!」と思ったのもつかの間、「やっぱり捨てなければよかった」と後悔してしまうことはありませんか?今回は、特に即捨てすると後悔しやすいアイテムを3つピックアップし、捨てる判断基準について私が実践していることをご紹介します。
思い出の品や記念品
写真や手紙、旅行先で買ったお土産などは後から価値が増すこともあります。一見使い道がなくても、大切な思い出の詰まったアイテムであったりするので、簡単に捨てるべきではないものも多いです。以下の判断基準を参考に処分しても困らないかどうかをチェック。
捨てる判断基準:
数が多すぎる場合は、写真に撮ってデジタル化する。
「本当に必要な思い出か?」を考え、手元に残す量を厳選する。
片付けをするにあたって、思い出の品は最後に置いておいても良いくらい。目の前のスッキリにこだわりすぎないよう注意しながら量を整えていくと良いです。
まだ使える収納アイテム
小物入れや収納ボックスなどは、「今は使わないけど、必要になるかも…」と迷うことが多いアイテムです。特にインテリアと相性がいいものは、後々再利用できる可能性が高いです。
そんなわけで、逆に収納ボックスを買い足す時は
・できるだけ後からでも追加しやすいアイテム(無印良品など同じものが長く販売されているところで買う)
・置き場所や使い方を変えても利用しやすいアイテム
を選ぶようにしています。
捨てる判断基準:
「直近半年で使ったか」を目安にする。
どうしても迷う場合は、別の部屋で一時保管しておき、必要性を確認する。
※100円ショップなどで安価に揃えて規格が変わったようなものは私は処分することが多いです。
大切な書類
判断が難しい領収書や保証書、契約書。基本的に「書類は即捨て」とよく言われもしますが、後から必要になることがあるため、慎重に判断するのが良いです。
先日処分の整理で家族が大切な書類(マイナンバー系の)を処分してしまい、再発行が必要になりました。特に法的効力がある書類や、税務署に提出する必要がある書類などは保存が必須です。
捨てる判断基準:
重要性を確認し、必要がなくなった場合にのみ捨てる。
期限のある書類(例:保証書や契約書)は、期限が切れた時点で整理。
何年か経過しても使いそうな書類はデジタル化して保存しておく。
失敗も踏まえて、片付ける時に「即捨て」に気を付けたいアイテムを3つご紹介しました。これから大掃除の季節なので参考になると嬉しいです。
記事を書いたのはワトコです。
整理収納アドバイザー。海外風インテリアが好きで「シンプルで快適な癒し空間を作る」テーマに、毎日が豊かになるライフスタイルと収納術を提案しています。