【Good&New】1日5分の新習慣が親子関係を良好にする

2021/03/29
  • 子育て・マインド分野を得意とするWEBライター。チャイルドコーチングアドバイザー、ライフコーチもっと見る>>

チャイルドコーチングアドバザー(R)で、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。

ポジティブなトピックを仲間とシェアする手法「Good&New(グッド アンド ニュー)」で、親子の関係をよりよくしましょう。必要な時間は数分。毎日続けることで、効果を実感できるはずです。

Good&New(グッド・アンド・ニュー)ってなに?

チームやグループの活性化やよい雰囲気づくり、メンバーの前向きなマインドづくりを目的としています。

作ったのはアメリカの教育学者。「Good&New」の習慣で、荒れた学校環境が短期間で改善されたという話があります。

現在はビジネスシーンで使われることが多いですが、ぜひ親子や家族でも使いたい手法です。

Good&Newのやり方

3~5人のグループに分かれ、ひとりずつ「24時間以内に起こった『いいこと(Good)』『新しい発見(New)』」を発表します。発表を聴いたら、他のメンバーは拍手。最後にみんなで拍手をして、終わりです。

用意したボールを手渡しで回しながらやることもあります。発表時間は、ひとり30秒~1分ほど。トータルで長くても5分くらいあれば十分でしょう。

通常、会社の朝礼やミーティングの最初に行います。

親子でGood&New!

このGood&Newを、家庭でやってみましょう。家族をチームとみなし、上の方法で行えばOKです。

一日のスタートである朝に、できるといいかもしれません。

進行役は、お母さんがやってあげてください。子どもが楽しくなるような、明るい声かけを!

こんな時はどうする?親子Good&Newがうまくいかない

とはいえ、上の方法ではうまくいかないこともあります。そんな時はどうしたらいいでしょうか。

朝は忙しい

一日の始まりである朝に行うのがいいのでは?と上記しましたが、時間帯にはこだわらなくて大丈夫です。おやつ時・夕食時・団らん時……、都合のいいタイミングで行ってください。

全員が集まる時間がない・やりたがらない子どもがいる

子どもの年齢などにより、家族の生活リズムがバラバラになると、全員が集まる時間帯がない家庭もあるでしょう。大きくなってくると、他の家族がいると発表を嫌がる子もいます。

そういった場合は、各お子さんと個別で、自由なタイミングで行えばOKです。「自分とお母さんふたりだけの時間」も、子どもは嬉しいですよね。

Good&Newを聞いても「ない」と言われる

最初は言えなくてもおかしくありません。「今日は、まだないのね」「なにか思いついたら教えてね」と、さっと身を引きましょう。毎日続ければ、答えてくれるようになるはず。

母である自分が、答えを思いつかない

よく眠れた、好きなテレビが観られた……、なんでも大丈夫です。「これでいいのかな?」と迷っても、口に出してみましょう。「今日も、あなた(お子さん)がいてくれることがうれしい!」も◎

Good&Newの効果

毎日「よかったことは?」と質問され続けると、こころ(脳)は常に「いいこと」を探すようになります。結果、花が咲いた、誰かとおやつを食べたなど、小さな出来事にも目が行き、それらを幸せだと感じるマインドができるのです。

また、よかったことや発見を人と共有することで、信頼関係が深まります。

1日5分の新習慣、親子でやってみよう

■「いいこと」に目を向けるポジティブなマインドになる
■小さなことに幸せを感じられるようになる
■共有することで、親子の信頼関係が深まる……
たった5分の習慣で、自分も子どもも前向きになれます。

Good&Newは今日からでも、明日からでも始められます。これを読んだら、さっそくやってみてください。

Twitterで日々のGood&Newをつぶやいています。

■この記事を書いたのは…山名美穂
チャイルドコーチングアドバザー(R)、個人コーチ。ウェブライター、ストーリーライターとしても活動中。サンキュ!STYLEでは、主婦の身近なトピックをマルチジャンルで執筆しています。NLP(神経言語プログラミング)勉強中。

計算中

関連するキーワード