【旬食材】ほうれん草のゆで方あってる?&ほうれん草が主役のおすすめレシピ2選
食育インストラクターで料理家の菅智香です。
寒い季節に旬を向かえる「ほうれん草」。この記事では「ほうれん草」の正しいゆで方と、あわせてほうれん草が主役になるレシピをふたつご紹介します。ぜひ記事をチェックしてくださいね。
ほうれん草のゆで方
ほうれん草にはアクがあるので、下ゆでをしてから調理しましょう。長い時間ゆでると食感が悪くなってしまうので、熱湯でさっとゆでるのがポイントですよ。ほうれん草全体を熱湯に入れたら30秒程度ですぐに取り出してください。
また、ほうれん草はある程度の長さがあるので、先に切ってから下ゆでしたいところですが、ほうれん草は切らずにそのままの状態でゆでましょう。ほうれん草を切ってから加熱をすると、切り口から栄養がどんどん逃げていってしまいます。食べやすい大きさに切るのは、下ゆでが済んでからにしてくださいね。
次の項目からは、ほうれん草が主役になる!おすすめのレシピをふたつご紹介します。
メイン食材ひとつ!ほうれん草のおひたし
材料3つだけで作れる、簡単な副菜レシピです。普段の食卓に、お弁当に、常備しておくと便利なひと品ですよ。
材料
ほうれん草 1袋
みりん 大さじ1
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1/2
作り方
(1)みりんを電子レンジ600Wで50秒加熱する。
(2)鍋に湯を沸かし、ほうれん草をさっとゆでて冷水にとる。
(3)水気をしっかりしぼり、みりん、めんつゆと合わせて完成。
忙しい日の夕食に!豚肉とほうれん草の鍋
鍋料理はさまざまな具材を用意しないといけないイメージがあるかもしれませんが、豚肉とほうれん草だけが具材のレシピでもとてもおいしい!大根おろしを添えると、よりおいしくいただけますよ。
材料
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 400g
ほうれん草 1袋
にんにく 2片
しょうが 1片
酒 100ml
水 400ml
大根おろし 適量
ポン酢しょうゆ 適量
作り方
(1)にんにく、しょうがを薄切りする。
ほうれん草は食べやすい大きさに切る。
(2)鍋ににんにく、しょうが、水、酒を入れてひと煮立ちさせる。
(3)大根おろしとポン酢しょうゆを取り皿に合わせておく。
(4)鍋に豚バラ肉を入れる。
色が変わったら(3)に取る。
(5)ほうれん草を鍋に入れてさっとゆで、すぐに(3)に取る。
(6)豚バラ肉、ほうれん草に大根おろしを絡めながらいただく。
寒い季節においしいほうれん草、旬の季節にたっぷりいただきましょう。
◆記事を書いたのは・・・菅智香(かんともか)
育児料理アドバイザー、食育インストラクター、受験フードアドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理のレシピ開発・提案、食品メーカーのレシピ開発等行っています。