結局、ダイエット中にプロテインは飲んだ方が良いの?-10kg主婦の結論
160㎝57kg→47kgの減量に成功したママダイエットインストラクターで、サンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。
以前はムキムキマッチョの人が飲むイメージだったプロテイン。最近は普通の主婦でも、手軽に手に入る物も増えました。
ダイエット中にプロテインは飲むべきなのか?
結論から言うと、その人の生活習慣により変わります。
プロテインを積極的に飲むべき人はどんな人かまとめました。
プロテインってなに?
そもそも、プロテインはなにでできているの?
プロテインは、タンパク質が主な原料です。
タンパク質にも種類があって、動物性のものと植物性のものがあります。
動物性タンパク質なら、牛乳を原料としたホエイプロテインやガゼインプロテイン。
植物性タンパク質なら、大豆を原料としたソイプロテイン。
ひとくちにプロテインといっても、さまざまな種類のものが販売されているので、目的に合わせて選ぶことができますね。
プロテインは栄養補助食品なので、タンパク質が足りていない時に摂るべきもの。
タンパク質は筋肉や皮膚、髪の毛まで、体のあらゆる組織をつくる材料になるので、健康にも美容にも必要な栄養素です。
ダイエット中にプロテインを飲んだ方が良い人
「ダイエットするためにプロテインは飲まないと!」
と思いがちですが、生活習慣によっては、プロテインを飲む必要がない人もいます。
10kg痩せた私も、プロテインは家に常備していますが、毎日飲んでいるわけではありません。
プロテインを飲むのは、タンパク質の摂取が足りていない日だけです。
ダイエット中にプロテインを飲んだ方が良い人はこんな人です。
食事ができない人
一度にたくさん食べられないので、タンパク質の摂取量が足りない人。
忙しくて、食事の時間が取れない人。
一日に必要なタンパク質の摂取量は、30代から40代の女性で、1日50gです。
通常の食事では目安の量を摂れていないという人は、プロテインを活用すると良いですね!
運動量が多い人
運動量が多い人は、上にあげた目安量よりも、もっと多く摂取が必要になります。
筋トレを週4回以上するような人なら、運動後にプロテインを飲むという習慣もダイエットに効果的!
プロテインのデメリット
タンパク質の摂取量を増やすのに便利なプロテインですが、デメリットもあります。
どんな食品でも同じことですが、摂りすぎたら体脂肪になるということです。
また、動物性タンパク質は腸内の悪玉菌のエサになり、腸内環境のバランスを崩してしまう危険性もあります。
「プロテインを飲んでいたら、おならが臭くなってしまって…」というちょっと恥ずかしいお悩みは、じつはよく聞くことです。
普段の食生活を見直して、プロテインによるタンパク質補給が本当に必要かどうかは見極めていきましょう。
プロテインの代わりになるもの
「プロテイン=痩せる」わけではありません。
でも、ダイエット中にプロテインをうまく活用することはメリットがあります。
ただ、必ずしも、プロテインを買わなくてはいけないわけではありません。
肉類なら、脂質控えめのサラダチキン、魚介類なら、はんぺん、卵や納豆なども、タンパク質の含有量が多い食品です。
プロテインが苦手な人は、無理して飲まなくても、同じようにタンパク質を摂取する方法もありますよ。
ダイエット食品は上手に取り入れよう
ダイエットのための食品には、ファッションのように、流行があります。
プロテインが流行っているから、必ず飲まないと痩せられないというわけではありません。
「これだけ食べれば大丈夫!」という食品やサプリメントは残念ながら存在しないので、自分の日々の食生活に取り入れて、メリットがあるかどうか判断してみてください。
便利な商品もたくさんあるので、上手に取り入れて、ダイエットをスムーズに進めていきましょう!
この記事を書いたのは。。。渡邉有紀
健康で美しい体を目指す主婦を全力で応援する、ママダイエットインストラクター。
サンキュ!STYLEライター。サンキュ!読者モデル。
8歳の息子を育てる母。元・大手学習塾教室長。-10kgのダイエットに成功し、日本ダイエット健康協会認定インストラクターの資格を取得。「勉強とダイエットは似ている」をモットーとして、ダイエット個別指導やセミナー、執筆等の活動をしている。TBS「熱狂マニアさん!」にイオンダイエットマニアとしてテレビ出演。