小学生の5%が自律神経失調?!今日から始められる子どもの自律神経を整える習慣

2021/02/11
  • 暮らしにまつわるあれこれを幅広く執筆するオールラウンダー。とりわけ北欧インテリア・家計・読書が好き。もっと見る>>

こんにちは。
これまで1,000冊以上の本を読んできた読書マニアのサンキュ!STYLEライターあやをです。

子どもがすぐにグズグズする...。それ、もしかして自律神経の問題かも?!今回は、子どもが元気に毎日を過ごせるようになる生活習慣を集めた本をご紹介します。

毎朝、白湯を飲む夫

突然ですが、夫は毎朝、白湯を飲みます。からだがあたたまるからという理由で飲んでいるらしいのですが、それを見て、内心「モデルか…?」とツッコミを入れていた私。

だって、朝白湯を飲むのは、綺麗な人がする「美の習慣」だと思っていたから。

しかし、ある本を読んでビックリ!白湯を飲むことは、自律神経を整える「子どもにいい」習慣だったのです。

子どもにいいこと大全

子どもに、このような症状はありませんか?
・朝すっきり起きられない
・食欲がいまいちわかない
・集中力がない
・夜なかなか寝つけない

本書によれば、「病気ではないがなんとなく体調が整っていない」のは起立性調整障害と呼ばれる自律神経失調症のひとつで、こういった症状に悩む子どもは、なんと小学生では5%、中学生では10%にものぼるそうです。

「うちの子、当てはまるかも」と思ったかたも心配無用!自律神経は、何才からでも鍛えることができます。

自律神経を整えることで、
・免疫力がアップする
・モリモリ食べられるようになる
・ぐっすり眠れるようになる
などなど、子どもにいいことがたくさん!

この本では、幼児〜小学生の子どもにおすすめの「自律神経を整える62の習慣」が紹介されています。

白湯を飲むのもそのうちの一つ。朝、白湯を飲むことで内臓があたたまり血流がアップ!自律神経が整い、便秘や冷えが解消されるそうです。

私の習慣は間違っていた?!

子どもにいい習慣とは、他にどのようなものがあるのでしょうか?本書で推奨されている習慣をいくつかご紹介します。

夜8時〜9時には寝る

日本の子どもは世界的に見ても睡眠時間が少なく、寝不足なのだそう。でも睡眠は、子どもにとって最重要!5歳なら10時間、9才なら9時間の睡眠を確保しましょう。

良質な睡眠を取るためには、お風呂→夕食の順番が正解。寝る直前にお風呂に入るとからだが興奮モードになり、寝つきが悪くなってしまうのです。

毎日、夕食→お風呂の順番で生活していた私はかなりビックリ。どうりで寝つきが悪いわけですね。

時間がない日はお風呂ではなくシャワーだけにするのもあり。とにかく「睡眠ファースト」の生活を心がけることが大切なのです。

朝ごはんは王様のようにモリモリ食べる

「朝は王様のように、昼は貴族のように、夜は貧者のように食べよ」西洋のことわざですが、自律神経を整えるには、これが一番良いそうです。

朝は軽く済ませて夜しっかり…という食生活をしている人も多いのではないでしょうか?でも子どもにいい習慣は実は逆。

「いや朝からそんなにガッツリ食べられないよ」と思われるかもしれませんが、朝ガッツリ食べるために大切なのは、まず夕食を消化の良いあっさりしたものにすること。そうすれば、朝にはしっかりお腹がすいているのです。

取り入れやすい習慣から始めましょう

実践すべき習慣や、その効果が見開き1ページにイラストを交えて紹介されていて読みやすいので、普段本を読まない人にもおすすめ!

62個の習慣を一度に取り入れようと思うと大変なので、まずは取り入れやすいものからでOK!子どもの年齢別の生活リズムも載っているので、お子さんの年齢に合わせてぜひ実践してみてください。

我が家も、まずは明日から夫と一緒に毎朝白湯を飲むことにします。

◆記事を書いたのは・・・あやを
インテリアも節約も収納も料理もそこそこな肩書き迷子。強いて言うなら暮らしにまつわるあれこれを幅広く執筆する「暮らし」のオールラウンダー。お金好きが高じてFP2級を取得。暇さえあれば本を読んでいる読書家。Instagramでも定期的に読んだ本を紹介しています。

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