キッチンで幸せな家族。

【SDGsな子育て】食べ物の好き嫌いを優しさに変える言葉

2020/08/14
  • 節約料理研究家・心理カウンセラー・時短家事コーディネーター。料理・食費節約・時短家事で多数の受賞、雑誌掲載されています。 もっと見る>>

こんにちは。【メンタル心理カウンセラー】サンキュ!STYLEライターの中島 愛(なかしま いつみ)です。

少し前に、子どもの『好き嫌い』で悩んでいるお母さんから悩みを相談されたことがありました。

我が家の3人の子どもたちも、元々は嫌いなものが色々ありました。
今回はその『好き嫌い』を克服できたお話をご紹介したいと思います。

まずは『言葉の魔法』をかけてみる。

子供たちが食事中に『これキライ!』
と言った時。

『わあ、【嫌い】って言ったら、○○さん、(ピーマンなど、野菜の名前)寂しくて泣いちゃうよ。』
と声をかけていました。
子供たちは大体『えっ?』とびっくり顔でこちらを見返します。

その後に『嫌い』→『苦手』って言おうか。
いつか食べれるようになるまで、一口だけ食べてみよう、と伝えると、

『ピーマンさんごめんね、いつか食べられるようになるからね』
と言って、毎回一口だけ頑張って食べるようになったのです。

褒めて、繰り返す。

一口食べられた子どもを褒めてから、
『きっと食べれるようになるよ。お野菜さんは、【美味しい!】って褒められると、喜ぶんだって』
と伝えてきました。

それを繰り返すことでいつの間にか、今では何でも食べられるようになりました。

2つの心がけてきたこと。

【言葉の魔法】というものは本当にあるという話をよく聞きます。
それを聞き、私自身も
『ピーマン美味しいな。トマト美味しいな。』
と、思ったことは口に出して食材を褒めることを心がけています。

そしてもう1つは『美味しいね!』と言いたくなるような料理を作ること。
簡単でも、手抜きでも良い。
みんなから『美味しい!』と言われたら、食材も喜ぶのではないのかなと思います。

先の日々を、楽しみに。

『子どもの好き嫌い』
毎日頑張ってご飯を作っているお母さんには、困り果ててしまったり、時には傷付いたりすることもあると思います。

でもこんな時を利用して、優しい心遣いや食材を大切にする気持ちを育てられれば、とても素敵なこと。

そんな先の日々を楽しみに、家族で食卓を囲めることを喜びながら、ごはんをいただきましょう。

◆記事を書いたのは…中島 愛
【節約料理研究家】【上級心理カウンセラー】。
チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー保持。
フルタイムで働く3人の子供のママ。
『家族が癒される家作りを大切に』『節約しても豊かな暮らし』を実践しながらライフスタイル提案をしています。

Instagramでは、日々の節約献立を中心に、材料・価格も詳しく載せています!

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