ガッツポーズはだめ?!日本が誇る武道精神は日常生活にも生かせる大切なマインドばかり
サンキュ!STYLEライターで3児のママmilanです。
住宅ローンを完済後、退職し専業主婦になりました。
連日のスポーツ観戦に湧く日本ですが、このコロナ禍での日本人選手の目覚ましい活躍は本当に元気と希望を与えてくれています。
中でも柔道選手の所作が素晴らしいと取り上げられています。
筆者も小学校3年生から大学まで剣道を続けました。
今回は日本が世界に誇る武道精神で日常的にも大事にしたい気持ちの持ち方をまとめました。
礼に始まり礼に終わる
優勝した柔道選手がガッツポーズをしない。
試合後も正座して畳上でお辞儀をする。
畳を後にするまで笑わない。
などの所作が素晴らしいと称賛されています。
それは武道が、
「礼に始まり礼に終わる」という精神を徹底しているからだと言えます。
相手がいてこそ試合は成り立つもの。
相手に感謝をして敬う心を忘れずにいること。
つい激闘の末に勝利したり、負けて悔しかったりすると忘れがちになってしまいます。
相手を敬う精神は武道に限らず、様々な種目でも感じることができます。
自国他国限らず、演技を終えると拳を合わせる。
試合が終わると相手選手とも抱き合う。
相手に感謝を忘れないからこそ、さらに感動を与えてくれるスポーツマンシップの精神だと言えます。
私たちもせわしないと忘れてしまいがちですが、家族がやってくれていることの有り難さ。
様々な物事に感謝を忘れずにいること。
そんな当たり前のことを大事にしたいな、と思わせてくれる日本人選手たちの活躍です。
残心を忘れない
今回のスポーツの祭典では開催種目ではありませんが、
剣道は「残心」が大切にされている武道です。
技を決めた後に、例え「決まった!」と思っても、技の気持ちが決まった直後に切れてしまったら1本を取り消しされてしまいます。
もちろんガッツポーズなど問題外。
初めて見る人にはわかりにくい部分でもあるのですが、「やりっぱなしにしない」という精神はよくわかるのではないでしょうか。
過ぎた後の余韻も含めて1つの所作です。
日常生活でも、
「終わった後が大事」ということが多々あります。
片付けをしても、その後も続けることが大切です。仕事や学習にしてもやりっぱなしにしていては身になりません。
そんな「残心」の気持ちも忘れずにいたいものです。
一眼二足三胆四力の精神
武道を続けてきて今も忘れない言葉があります。
「一眼二足三胆四力(いちがんにそくさんたんしりき)」という言葉です。
一番大切なのは、目や心で相手を見ること。
二番目は、基礎的基本的な部分である足を大切にする。
三番目に、「気持ち」。
最後に「力」が来ます。
力や技の大切さは最後なんだ、ということに衝撃を受けました。
これは武道から離れた今も大切にしている精神です。
何事も力任せに進めようとせず、まずは状況をよく把握して基本的なことに立ち返る。
そして、気持ちを冷静に持ちます。
技術的なことや知識は最後で良いのです。
【まとめ】選手たちの所作にも注目してスポーツの祭典を楽しもう
武道精神とお伝えしましたが、
私たちに感動を与えてくれるスポーツには共通する心の持ち方だと考えています。
一つのことを極めて世界に挑戦し続けている選手たちの所作や背景にも注目して観戦すると、さらなる感動が押し寄せてくることは間違いありません。
この記事を書いたのは...
milan
3児のママ。長女は1型糖尿病。
4年で住宅ローンを完済し退職。
月収27万で4割貯金達成中。